2024年8月1日木曜日

Basitaは都会だなぁ~新しいウォーターポンプ無事受取り

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





7月31日すぐ6マイル先のBasitaに移動しました。オンラインオーダーしておいたウォーターポンプが届いたからです。今までコルシカ島の北東をウロウロしていたのはそのせい。住所不定の現在、オンラインオーダーも非常に難しく、幸い Bastiaのヨット―エージェントさんが配達住所として荷物を受け取る事に同意してくれてたのです。

7月31日(水):Erbalungaの街のアンカレッジを朝9時に出発。Bastiaの街が遠目に見えるぐらいの距離で、たったの6マイルの移動です。

あのあたり家が沢山建っている辺りがBasitaの街。

すぐ後方がErbalungaの街。風は今日も微風ですが距離が近いのでノロノロセールで行こうかと思いましたが、角度的に大きくタックする羽目になるので、たった6マイルなのに半日かけて移動は馬鹿らしくなりメインセールすら出さずにエンジン走行です。

今日も海はまっ平。

1時間もしないうちにBastiaの新しい港が見えてきました。

フェリーがざっと数えてただけでも4隻いますね。赤い色のフェリーはコルシカ島の主な港を回っているみたいで、今までいたアンカレッジで毎日沖合を通過するのを見ていました。そのたびに引き起こされる波で大揺れだった!

港から出てきたタグボートが、しばらく私たちと平行して走っていたので何だろうと思っていたら、今まさに一隻のフェリーが出てくるところでした。

あ、この黄色のも沖合通過を目撃したな。コルシカ、サルディニアって書いてあるから二つの島を往復しているフェリーみたい。


10時15分フェリー港の隣にある古い港の前を通過。ここにBasitaマリーナがあります。街に上陸する時はここにテンダーを乗り入れます。

古い港から続くブレークウォーターの丘の上になんかタワーがたっていますね。教会のベルタワーみたいです。この岬の反対側がこれから数日のお宿です。

おお、すでに何隻かアンカリングしていますね。でもここもスペースに余裕があるので大丈夫。

10時30分、水深7メートルの砂地エリアにアンカーを下ろして移動終了。残念なことに、今朝アンカーをあげた時にお手製ウッドアンカーローラーのブラスローラー部分を保護していたパイプとゴムホースがちぎれてしまいました。やっぱり長持ちはしないなぁ。早くちゃんとしたのに交換しなければ。


泊地アプリによると水質はよくない、とコメントしている人もいましたが、透明度的には問題なくちゃんと砂地とそうでない部分の差がはっきりわかりました。アンカーを落とした後も、砂地に埋まっていくのもバウから見えたし。

7メートルの深さに対してチェーンは30メートル出しているのでどこにも動きません。(風無予報が続いているしね。)

あの岬を回ったらすぐ古い港なのでテンダーで街に上陸するのも簡単です。

まずは暑さしのぎでドボンとひと泳ぎしてクールダウンしました。でも最近水温もすごく上がっているので、瞬間はちょっと冷えて気持ちがいいんですが、ずっと使っていると体が慣れてきてそれほど生暖かいの手前ぐらいの感じです。水から上がるとすぐにまた暑くなる。

早速日よけ出動。

タルポランシートも出動。これがないと、もう船内は地獄となります。


朝食を取らずに出発してきたので、昨夜の残りのツナパスタソースにバサマティライスを入れてリゾットにリメイクしたものをブランチ的に、このテントの下で食べました。日陰なのでちょっと海風が吹くとすごく涼しく、天然クーラーがよく効きます。そのままお昼過ぎまで休憩。

午後1時、Bastiaの街に上陸。古い港は建物にぐるりと囲まれて、思ったよりも小さい規模でしたがとてもいい雰囲気。

テンダーはマリーナの奥の方まで乗り入れちゃいました。海に落っこちた人用に梯子があるので、その隣に付けました。



港周りレストランが続いてていい雰囲気ですな。


でも上陸したメインの理由は、オーダーしていたポンプを取りに行くこと。徒歩で20分ぐらいの場所でフェリー港の近くみたい。後で気が付いたんですが、この坂道を上がっていく道がフェリー港に続いていて、そっちの方がちょっと近道でした。グーグルマップは時々小道が認識できないのか、大回りのルートを表示するんですよね。

なんか都会だなぁ。

結構あっちこっちグルグル回ったんですけど、ブティックが並んでいる通りとかもあって都会の雰囲気でした。


フェリー港だ。このすぐ近くに住所を貸してもらったヨットエージェントさんの事務所があり無事ポンプを受け取りました。お願いする時に手数料として20ユーロ支払いますよ、と交渉したのでそれもあって了承してくれたのかも。でも荷物の受け取りに際していつ頃取りにいくか、などを連絡取り合っていた女性はとても親切な方でした。

午後2時半になっていて、330分以上歩き続けていたのでちょっと休憩したくなり、小腹もすいてたのでフェリー港沿いの公園内のレストランに入りました。

軽食でいいな、と思ったので私はピザマルガリータ。11ユーロだったのでそれほど大きくないだろうと思ったら、直径30センチぐらいありました!でも生地が薄くてサッパリ系だったので3/4は食べられましたよ。

主人はホットドッグ。こちらも軽食というよりかなりなガッツリ系。結局この食事がディナーも兼ねることに。(夜になってもお腹が空かなかったのだ。)

食事をしてからぶらぶらしながら古い港の方に向かいます。グーグルマップは使わずにだいたいの方角があっていて、面白そうな通りを行くことに。

するとなんか、オールドタウン的な雰囲気の通りになりました。これは教会かな。この正面は通りも大理石が敷いてありました。

なにやら面白そうなお店やレストラン、カフェがあるよ。


午後3時過ぎの一番暑い時間帯だから、人手はあまりなくひっそりしていましたが、日が暮れたらきっとかなり賑やかなエリアだと思います。


あら、あっという間に古い港に着いた!なんだ、こっちの方が近いじゃん。

古い港沿いに一軒シップシャンドラーがあるので覗いてみました。所せましとか一折のモノはそろっていて、アンカーローラーも置いていたんですが、SATOMI号用にはちとサイズが小さすぎるものしかありませんでした。形が違っても似たようなサイズだったらブラス棒を通す穴を自分で開ければいいと思ったんですが、なかなか難しい。

で、仕方ないので船に戻ることにしました。

戻ってからは、また一旦海にドボンでクールダウンして、その後は日が陰るまでお昼寝してました。主人は夕方6時ぐらいに起きだしてきて、新しいポンプを出して取り付け準備を開始したようです!



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