2024年7月29日月曜日

やっと新しい場所に移動!観音開きでセーリングーErbalunga

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






一週間もウロウロしていたコルシカ島の北東の端辺りからやっと移動しました。島の東側をこれから南下していきます。超微風でダウンウィンド過ぎたので途中でセールを観音開きにしてまで粘りましたよ。それでもスピードは最高速度が3ノット!後半はほぼプカプカ浮いてるだけでした。

Erbalungaの街の小さな港は小型ボートしか入れませんが可愛らしい

7月28日(日):アンカーローラーを探すために戻って来たRade de Santa Mariaのアンカレッジを朝10時ちょっと過ぎに出発しました。さて、今日はどこへ行こうかな?行先候補は3か所ぐらいあって、一番遠い場所でも10マイル弱なので時間はたっぷりあります。

アンカーをあげてすぐにセールを出して、エンジンを止めました。

この時点では角度が横90度とかだったので、5ノット程度の微風でもスピード的には3ノット台でした。でもこれが後々この日の最高スピードになるぐらい、ノロノロ走行でした。

もう何回来たかな?あ2回か。でも滞在したのは合計4泊だから見飽きたアンカレッジ。ビーチだけなので一度も上陸しませんでした。

10時36分、この位置にくると風はダウンウィンドになります。でも微風だからスピードもダウンだ。

2.5ノット!でもちゃんと動いてるからね。

テンダーも牽引しているし。海がまっ平で波がなかったので、こんなノロノロ走行でも揺さぶられることもなく、すごく快適でしたよ。アンカリングして動いてない状態とあまり変わらない感じでした。

その後、風はどんどん弱まり、11時半ぐらいにはなんと1ノット台!これじゃプカプカ浮いているのとほとんど変わりません。それと島に沿って走って行くためには風の方向が真後ろになってしまいます。

海も穏やかで微風で暇だったので、キャプテン動き出しました。スピニカポールを使うようです。

ジェノアをスピニカポールに付けてメインセールと反対側に開き、観音開きにしました。

スピード的には相変わらず2ノットを切る超ノロノロですが、方角的にはこれで行きたい方角に直接行けるようになりました。

だいたい風自体が2.5ノットだもんねぇ。それで1.7ノットとかって風の強さの半分以上のスピードだから上出来だ。


この状態で30分ぐらい我慢していたのですが、さすがに1ノットぐらいになってきたのでセール走行は諦めました。

せっかくスピニカポールまで出したけど、12時半過ぎ、ついにエンジン走行に切り替えました。一気にスピードは6.7ノット。エンジン回転数は2000回転行ってないぐらいですけど、海が穏やかだからスピード出ちゃいます。

さて、目的地ですが候補が3か所あったのですが、せっかくエンジン走行に変えたので一番遠い場所のErbalungaの街のアンカレッジにしました。遠いといってもあと8マイルぐらい。1時間ちょっとで着いちゃうね。Erabalungaの街はBastiaの街のすぐ手前です。

新しい場所を走るのは本当に楽しい。綺麗な海岸線を眺めながら今日行く街はどんな感じなのかな?と想像していました。泊地アプリの情報によるとこじんまりした可愛い街だけどスーパーもあるしレストランやカフェも数軒あってお勧めだっていうコメントが多かったので選びました。


午後2時あれがErabalungaの街。その左側に泊地があります。

とっても透明な海で広い砂地だったのでアンカーの効きも最高です。とにかく暑かったのでまずはシュノーケリングマスクを付けてアンカーを見に行きがてらひと泳ぎ。アンカーはちゃんと埋まっていました。落とした時にすでにわかってましたけど、それでもちゃんとこの目でロクナアンカーの半円の部分しか出てないぐらいぐさっと砂地に埋まっているアンカーを見たいものです。

ひと泳ぎしたら、主人が「街を視察に行くぞ」と言い出しました。さっとシャワーを浴びて
3時ちょっと前に上陸。

アンカリングしている場所からすぐ隣に小さい港があるので、そこにテンダーを付けられます。

うわ~港内もすごくきれいな海。海底は岩がごつごつで水深はかなり浅そう。

係留しているのはどれも小型ボートだけでした。うちのテンダーとほとんど長さが変わらないようなサイズばかり。ボートランプがあったので、そのすぐ隣につけました。

小さな港周りには何軒もレストランやカフェがあります。

あれはダイビングやレンタルボードのお店だね。ざっと街を歩いてスーパーの位置を確かめました。ディナーに戻ってくることにしてレストランを予約してからSATOMI号に戻りました。

SATOMI号に戻ったのは3時40分ぐらで、気温が最高に上がっていた時間でした。室内の温度はなんと33度!そこでついに船体上の日よけを出してきました。これは古いドッジャーの時のサイズに合わせて作られているので、今のドッジャーだと後ろが余ってしまいます。それと幅が短いので船体の端までは日陰にならないのですが、それでもないより全然ましです。ビニールシートよりも見かけがいいしね。取り合えず片側だけつけておきました。

さらにコックピット内の日よけも全部おろしました。

これでかなり違いが出でたのです。

街はあんなに近いのです。

ちょっと暑くなったらドボンと飛び込んでクールダウン。

水深7メートルとは思えないぐらい、海底までしっかり見えます。


魚はちらほらですが、餌をあげたらもっと集まるだろうな。

あの茶色の建物のテラスがあるレストランでディナーを予約しました。

何回もドボンと入って、上がって微風に吹かれて日陰にいると本当に気持ちいがいいのです。

Erbalungaの街には2泊します。小さくてかわいい街が背景のアンカレッジ、Erbalungaの街がコルシカ島のアンカレッジの中では一番のお気に入りとなりました。

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