2024年7月7日日曜日

コートダジュール観光ならGolfe-Juanマリーナ絶賛推し!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





7月6日のお昼ちょっと前に3日間滞在したGolfe-Juanマリーナを出発しました。ウネリも何もなく全く揺れない毎日で、揺れなさ過ぎて眠れなかったぐらい!当初カンヌのビーチに行こうかと思ったのですが、街の風景にはちょっと飽きてきたので、お気に入りの2つの島の間のアンカレッジに戻りました!

Golfe-Juanのマリーナは土曜日だったから、出入りが激しかった!

アンティーブから戻ってから夕方、買い出しに行きました。駅のすぐ近くにまあまあのサイズのスーパーがあるので、買い出しもすごく便利。さらにここはお買い物金額が80ユーロをを超えるとマリーナまでデリバリサービスがあるんです。残念ながら私たちが行った時は夕方近くだったので、配達が翌日になるとのこと。それほど量が無かったので持ち帰ることにしました。水とか重いものがなければ持ち帰ってもそれほど苦になる距離ではないんですよね。
アジア系の食品もそこそこ充実してました。

寿司用の米とかもあり、おそらくそれが一番日本米に近いと思います。

もち風饅頭のお菓子まであったよ!

昼間食べ過ぎたので、夜はおつまみトワインを外で楽しみました。

デイセーリングを楽しんだお迎えのバースの30フィート弱ぐらいのモノハルが戻ってきました。ちょっと英語がわかる方達で、主人が「楽しかったですか?」と話しかけてからちょっとおしゃべりが始まりました。私たちが「明日出発します。」と言ったら、ご主人の方が「そのヨットは好きですか?」と聞いてたので「大好きです。」と答えたら、不思議な反応があったのです。「またレンタルしますか?」って・・・え?????主人が「これは自分のヨットでこれが自宅なんです。」と答えたら、すごく驚いていて、「レンタルしているのかと思いました。」だって!レンタルヨットみたいに綺麗に見えたってことかな?と嬉しくなっていたら、主人が「この辺りの人たちは、みんなヨットは使う時だけレンタルみたいだね。だから自分でヨットを所有しているっていう感覚がないんだよ。」だって。なるほど。確かに、お迎えのヨット、私たちが入ってきた時は別の人が乗ってたなぁ。しかも週日はほとんど誰もいなかったし。すぐ隣にいたヨットも一見だと誰か個人が使っているヨットのように見えたけど、ヨット掃除専門のスタッフみたいな女性が掃除してたし。でもこれまで見たことがある、ベアボートチャーターで使われているヨットとは違い比較的古いタイプのヨットだったんですよね。

一週間のベアボートチャーターではなく、週末だけとか一日だけとかのレンタカーみたいな使い方のレンタルヨットが、この辺りでは当たりまえのようでした。だからソーラーパネルが着いたヨットがほとんどなかったんだ。日帰りで使うのが一般的なのかも。

7月6日(土):マリーナを11時ぐらいに出発しました。チェックアウトは12時なのです。

イタリアに入ってから、今まで数か所のマリーナに寄ってきましたが、値段と質を考えるとGolfe-Juanマリーナに秀でるものはありません。金額で行ったらもっと安い場所もイタリアの時にはありましたが、安かろう悪かろうの典型的で、安い理由がまるわかりでした。天候的な事もあるかもしれせんが、この辺りにありがちな方向からのウネリが全く入ってこない作りになっているのです。マリーナから電車の駅までの近さも最高。同じ路線にマントン、モナコ、アンティーブ、ニース、カンヌ、そしてちょっと距離はありますがサントロペまであります。つまりコートダジュールの観光スポットには全てアクセスできるのです。係留代もこのエリアでは一番安いですが施設などは3倍ぐらいするマリーナにひけはとりません。カンヌのお高いマリーナなんて、水道アクセスが悪いので、船体洗浄はご法度だそうです。Golfe-Juanは水電気は使いたい放題!これからこのエリアをヨットで回りたい方、街観光はここを拠点に行っておいて、あとはアンカリングするっていう方法がお値打ちで安全に楽しめるのではないかしら?絶賛推し!


あっちに見えるのがカンヌの街。当初、カンヌの港前のビーチアンカレッジに行こうと思っていました。



バイバイGolfe-Juan!安全に楽しませてくれてありがとう!

風は10ノットあるかないか、ぐらいでしたがダウンウインドだったので、ジェノアだけ出してセール走行。5マイルもないぐらいだからゆっくり行きます。

天気がよかったので、ウォーーターメーカーを作動させながら進みました。スピードはこんなもんかな。動けばいいやっていうお気楽セーリングです。

お天気もいいし風も穏やかだから、すでに沢山のヨットがセーリングを楽しんでいました。短時間に何回もタックしていたので、どっかに向かうというよりは、セーリングそのものを楽しんでいるようす。

だいたい3ノット~4ノットの間でゆっくり進んでいました。


真後ろになってきたので、タックしました。ジェノアだけだとタックも簡単。でもオートパイロットでタックさせようとしたら、オートパイロットはメインセールが出てない事がわからないので、ダウンウインドだから一回転するタック紙化できなくて、今回はかえってめんどくさくなりました。微風だから回転してると時間がかかりエンジンを付けないと動力を失ってしまったのです。2回目からはマニュアル操船でタックさせました。


先日見学した城塞中の街。あれが鉄仮面が幽閉されていたと言われる監獄がある建物です。

カンヌの街に近づくにつれて波が荒くなってきました。この辺り浅瀬が多いというのもありますが・・・・・

一番の理由は交通量の多さ。

タックしました。

これは風が起こした波ではなく、この辺りを通過するパワーボートが起こしている波なのです。大型パワーボートも多くてはスピードで物凄い波を起こして通過するんですよね。

あんな小さなボートでもスピードがすごいので、結構な波を引き起こしていきます。風の強さからしたら、本来ならまっ平な海面でもいいはずなのに。

行こうと思っていたアンカレッジはカンヌの港の出入り口のすぐ隣。島に行くフェリーが頻繁に出入りるする場所です。ということは、もしかしたら昼間は大揺れになるんじゃないかな?夜景は綺麗かもしれませんが、街の風景はちょっと見飽きてきてました。そこで予定変更、マリーナに入る前にいたIle Santa-Marguerite島とお迎えの島の間のアンカレッジに戻ることにしました。そこならウォーターメーカーも作動できるし泳ぐのも楽しいしね。

角度的にはこのまま進んでIle Santa-Marguerite島を左に回ったらすぐの場所。

12時半には目的地が見えてきて、方向転換をするのでジェノアを巻き入れてエンジンをつけました。

土曜日のお昼近くでお天気もよかったので、先週いた時よりも混雑しているようでした。

前にアンカリングしていた場所はすでに他の船がいたのですが、そこからすぐ近くでもう少し二つの島から真ん中に近い距離の場所にアンカーを下ろしました。アンカーは例によってすぐ効きはじめました。

あ!あの船私たちが一番最初に買った中国製の変な形の風力発電機を付けている!でも通常の風力発電もついてるね。へんなボールみたいな形の風力発電機、全然ダメで、結局普通のに買い替えたんですよねぇ。だからあの船も二つ着いたままなのかな?このあたりでは風力発電はおろか、ソーラーパネルが着いたヨットも珍しいのです。でもあれも夕方には去って行ったのでデイセーリングの観光船だったのかも。

あ~4日ぶりの海の上は気持ちがいい!不思議なことに、マリーナにいた3日間、あまりにも揺れなさすぎて、夜おちつかず熟睡できなかったんですよね。物凄い横揺れは嫌ですけど、多少揺れいて船体にあたる波の音が聴こえていたほうが安心する体になっているのかも?

寝不足が続いてたので、午後からデッキでうとうとし始めてして、波にゆられて夢心地でした。夜は8時前から眠くなり、朝までぐっすり熟睡しましたよ!

7日もここに滞在して、その後いよいよサントロペに進みます。

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