2024年8月3日土曜日

お手製アンカーローラー3代目はどれぐらい持つかな?!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




アンカーローラーを海に落っことしたので仕方なく、マリンプライウッドでローラーを自作したのが一週間ぐらい前だったかな。でもそれは数日アンカリングして1回アンカーをあげたら壊れました。次に作ったのも少し長持ちしましたが、結局Basitaに来た時に壊れてました。そこで3代目を作成。材質的には3代目が一番強度が高いと思うけど。さてどれぐらい持つのかな?

8月2日(金):前日仕入れてきた材料で3代目お手製アンカーローラを作成開始です。ちゃんとした材質のもので作ってないからお手製ローラーはこれで3個目です。その都度、前回よりも強化しておりますが、やはりチェーンが上がってくる時の衝撃に、長い間耐えらるローラー部分にしておくのは難しい。特に有り合わせ材料だし。

ボートトレーラー用の分厚いボムの部品をカットしているようです。

この日も朝10時前から室温は30度。でもこれぐらいならそれほど暑いと感じずに過ごせます。日よけを出していないと、あっという間に35度ぐらいまで上昇しちゃって、そのまま船内の熱気がなかなか逃げないので、朝一番で日よけを出すの事が日課です。

外で作業をする主人が熱中症にならないよう、作業場と化したコックピット内にもビムニートップに付けている日よけを全部下ろしています。

ドッジャーカバー部分もカバーして前からの日差しを防ぎ、完全日陰を作りました。

毎日ダイビングツアーボートがあそこにやってきます。シップレックがあるそうで、主人も「タンクを充填できたら見に行きたい。」と言っていたのですが、残念ながらBasitaでは観光や遊びの時間はなく、ひたすら修理。それと2回目にアンカーローラーを探しに潜った時にすでに1本スキューバタンクを空にしているので、それを充填するまでは猛1本のタンクは非常用に取っておかないといけません。またいつ何かの理由で潜らないといけない事態が発生するかもしれないし。

もとはこの形だったものを・・・・

解体してこうなりました。真ん中の部分にブラスのアクスル棒をいれてます。両端についていた部分はカットして穴を大きくしてアクスル棒カバーの上に通しチェーンガイドとします。

その両側に、一番最初に作ったウッドのローラー押えを取り付け。この部分は壊れずずっと残っているんですよね。

ではここで、歴代お手製ローラーの歴史をたどってみましょう。これが初代。全部の部分をマリンプライウッドで作成しています。残念ながら真ん中部分のウッド(アクスル棒をカバしている部分)は、1回アンカーを引き上げただけで、途中で割れました。

2代目がこちら。真ん中のウッド部分を改良。アクスル棒にパイプをカットしたものを被せてその上にゴムホースを巻き付けてチェーンのガイドを作りました。これは初代よりも少し長持ちして、アンカー上げ下げ2回ぐらい持ったかな。

そしてこれが最新三代目の姿です!見かけ的には一番強度が高さそうです。ゴム製ですがかなり硬いもので、しかも2重構造になっているので、リングみたいに見える部分が消耗しても、その下に同じ厚さのゴムがアクスル棒をカバーしています。でも長期的には無理だと思うので、なんとかサルディニア島に着くまで持ってくれるといいなぁ、と思っております。(サルディニア島にはお値打ちマリーナが一軒あることがわかりました。)


アンカーローラーを完成させ、次はそれを固定するためのボルトを丁度いい長さに加工します。

グラインダーで火花を飛ばして削っております。


朝8時頃から作業を開始し、途中2回ほど休憩を挟み、やっと3代目ローラーを取り付け終わったのは12時半でした。

新しい給水ポンプを取り付けてプライムさせる時、水を出しっぱなしにしないといけなかったので、その分をバケツに貯めておいたんですね。いくらウォーターメーカーで水を自給自足しているとはいえ、ジャージャー流しっぱなしは勿体ない。タワシでバウの泥よろごれを掃除しました。シャンプーを使つ時ほどは綺麗になりませんでしたが、もう白い部分が抹茶色になっていてアンカーを下ろすたびに私の膝も汚れてしまったいたので、これでもかなりましなのです。最後にコートダジュールエリアでマリーナに入ったのは、すでに1カ月近く前の事となりました。それ以来毎日アンカリングだったし、海底が泥質の場所があったりしたので、そりゃ汚れますよねぇ。


作業場となっていたコックピットエリアは、ウッドの削りカスがあちこち散らばっていましたが、ホウキで履いて綺麗にしました。私にできるのは後片付けぐらいですから。

1時すぎにランチ。スーパーでパックになっている調理済みのチキンでランチ。チキンは冷たくて食欲がわきます。

その後、午後は4時ぐらいまで船内でお昼寝したり、You Tubeを観たりしてくつろいでいました。朝一からの日よけカバーのお陰で午後になっても船内の最高気温は33度ぐらいで止まっていました。リビングエリアに昨年取り付けた小型扇風機が、とっても活躍していて、ちょっと海風があれば扇風機が冷たい風を吹き散らしてくれるので、なんとか過ごせるのです。

夕方5時頃、テンダーで街に再び上陸。スーパーに行ってスパークリング水を12本ゲット。他にも野菜とかフルーツ、牛乳などを買い込んできました。冷凍庫を近いうちにシモトリしたいので、中身を空にすべくお肉類は買わないことに。

ディナーは冷凍ピザ生地にソーセージやチーズをトップアップしたグルメピザにしました。次の街に行くまでになんとか冷凍庫の中味を消費しなくちゃね。

ということで、Bastiaの街にも3泊して、飽きてきたので本日3日は移動日です。次の大きな街はPorto-Vecchioですが、そこまでは60マイルあるし、コルシ島南東の端に近いので、おそらくそれがコルシカ最後の泊地となると思います。それと風が本当になくてエンジン走行になってしまうので、一気にいくのではなく少しづつ移動することに。ノロノロでもセーリングできればラッキーだしね。

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