皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
オーバーナイトでメノルカ島に向かう途中、ヘルム下、ラダーの辺りから時折きしむような異音がしていたのです。24日明るくなってから走行中に主人がスターンベッドルームから覗いてみたら、オートパイロットがラダーを動かす部分のブラケットが微妙に動いてそうでそれが異音を発していたのがわかりました。原因がわかったので25日早速修理開始、さらに25日は風が強まる共に横揺れが激しくなってきたので午後になってから泊地を移動。今度は主人が近くにいい場所を見つけてくれました。
これが割れていたので、ブラケットが完全に固定されず動いてしまっていのが原因でした。
朝食を終えてから主人は早速スターンベッドルームからラダーの方に潜り込みました。原因はオートパイロットがラダーを動かすためのブラケットを支えてるウッド部分が割れていたから。ブラケットがしっかり固定できていなかったので異音を発していたのです。そうとわかれば、早速お得意の「自作部品作成」です。
風向きは予報どおり北東に変わっていたのですが、ウネリは北側から入ってきたので、横からウネリを受ける形になり結果、横揺れが発生。でも耐えられないほど不快ではなく、この時点では時々揺れる程度だったので、うっとうしいと思いつつも特に気にしていませんでした。
昨日はいなかった船が結構いました。同時に出発していった船も沢山いて、全体の数は昨晩より少なくなっていました。
あっち側から昨日はここに移動してきたんですよね。でも今日はウネリがあっちから来るなぁ。
ウッド部分の作成開始です。
コックピット内で作業する時の、古いシャワーカーテン出動。煙や火花を飛ばして木片を削っている主人。
それを、早速取り付け。緑の部分の裏側に取り付けております。
でも到着してみたら、各段にさっきより平和になっていました。ただここ、深いんですよ。水深18メートルの場所にアンカーを下ろすことになったので、チェーンは70メートル出しています。比例的には深さに対してチェーンの長さは4倍弱ですが、なんとか大丈夫そう。しばらくモニターしてスイング具合を確認しました。30分ぐらいしてから、綺麗な弧を描いているのを見て安心、チャートプロッターをスイッチオフしました。でも引き続きアンカーアラームは設置したままですけどね。
主人の作業が終わったのは12時ちょっと前。その頃には、風が強くなっていたので横揺れも激しくなってきていたんですね。風は岸側から吹いてくるので風による波はほとんど立たないのに、ウネリだけが岸伝いに回ってくるのか横からウネリが来るんです。風がある程度強かったら通常はウネリの影響はほとんど感じないはずなのにね。しかも風が強まるごとにウネリも大きくなっていき、午後1時過ぎぐらいには結構不快になってきてました。26日はさらに風が強い可能性があるので、ここらが決断の時。すでにこの時何隻かの船が出発してきました。
さて、どこに行こうか?ということで作戦会議。風が北東で、ウネリは北から、ということで前日通り越してきた街に近い泊地がいいなじゃないか、と主人が言いました。実は最初私は違う場所の事を考えてたんですけど、同じ場所の話をしていると思って賛成してました。
午後1時半黄色いアンカーマークに場所に移動。途中結構風も強く突風で20ノットぐらいになており、波も逆立っていたので、もしかしたら元の場所にいた方が良かったのかも、とちょっぴり不安になりました。
さっきより格段に横揺れはないのですが、街の港が近いのでフェリーが通過するとその後数分は横揺れが続きましたが、頻繁に通るわけではないし夜は通行しないから大丈夫でしょ。
風は正目から、ウネリは左側からですが、この位置ならあまり影響を受けません。
後ろの方にはセーリングツアーの大型ヨットがいます。近づいていく時、この船が遠くからも見えていたので、着く前にここなら大丈夫かもって思いました。というのはツアーヨットは地元をよく知ったプロのキャプテンがいて、さらにお客さんが不快になる場所には行かないでしょうから、ここを選んでいるとうことは、いい場所なはず。
午後2時葉半過ぎ、ちょっと遅めのランチは主人は自分でハムとチーズのサンドを作ってました。ネットで調べたらハムやチーズは食べても痛風には影響しないとわかったそうです。
朝まではCala Blancaの下あたりいました Ciutadella de Menorcaが街なので行ってみたいとは思っているんですが、これを書いている25日の午後5時の時点では、26日に早速マヨルカ島に移動する可能性も出てきたので、さてどうなることやら。
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