2024年8月6日火曜日

サルディニア島でアンカーローラー新調できるかも?!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




コルシカ島での最後のアンカレッジとなるPinarelluビーチ。久しぶりに全くと言っていいほど揺れない場所に来たので、主人は机に向かって何やら設計図みたいなものを作りっていました。

まわりには沢山の船がアンカリングしていますが、広いので全然余裕。混みこみ感は全くなし。

8月5日(月):一晩中全く揺れることなく爆睡できたPinarelluビーチのアンカレッジ。揺れない事が嬉しくて、逆何もしなくてぼーっと船内でくつろいじゃいました。(私だけですけど。)主人はいろいろ調べ物をしていて、電話をかけていました。サルディニア島のOlbiaという街でステンレス加工の工房を見つけたようなんです。幸い、電話に出た方が英語がわかり、アンカーローラー作成依頼が伝わりました。取り合えずできるかどうかは不明ですが、図面を送ることになりました。

早速主人は定規とコンパスを取り出して図面を描き始めました。私がクラフトで使っているグリッドペーパーがあるんですが、メールで送る時に見やすいように、ということなのかコピーペーパーに描いています。カッティングマットのグリッドを利用しているみたいです。カッティングマットは普段私がペーパークラフトをする時に使っているもので、さらに私のT定規も使ってました。こんな時にペーパークラフトツールが役に立つなんてね。

出来上がったものを、メールに添付して送付。ちゃんと図が見えるかどうか確認のため私にも送付してきました。とってもくっきり見えるので大丈夫そうです。これで新しいローラーが作れるといいなあ。3代目お手製は結構長持ちしそうですが、それでもいつダメになるかわかりません。アンカー上げ下ろしの度に消耗していきますからね。

ウォーターメーカーを作動するようにしてから、マリーナに入る必要が全くなくなりました。ウォーターメーカー作動のためにソーラーパネルも追加したので、電力に関しても問題がなくなり・・・・本当にマリーナ入港の必要性がゼロなんですよね。最後にマリーナに入ったのは7月の初め頃だったと思うのでもう1カ月近く陸に繋がっていないことになります。

でもこれって、実は私たち的には珍しくないというか、やっと普通のクルージングスタイルに戻ったんですよね。オーストラリア一周クルージングをしていた時はいつもこんな感じでした。だって、東海岸以外はマリーナ自体があまりないから。NSW州でもシドニーを過ぎて南に下れば漁港のワーフに接岸するしかありませんでした。QLD州もケアンズを超えたてさらに北上してノーザンテリトリー州に入れば、マリーナどころか漁港もないからアンカリングするしかなかったのです。当時の船にもウォーターメーカーがありましたから水補給のための接岸が必要なかったのです。だいたいオーストラリア、大陸の北の上半分ぐらいはマリーナどころか街もないし、人も住んでない未開の地ですしね。なので、地中海に来てからはちょっと行くとすぐ次の街だったり港があったりして、最初の3年間はウォーターメーカーを使っていませんでした。

地中海クルージング4年目にしてやっと、以前のクルージングスタイルに戻ったわけです。ちなみにオーストラリアでは越冬ということがなく、シドニーが寒くなると北上して暖かい州に移動していたので、丸2年間ずっと船上生活を続けていました。その間陸上で寝泊まりしたのは合計で1カ月ぐらだったかな~。

なんてことを徒然に思い浮かべていると、主人が自分のパソコンをテレビに接続し始めました。

1週間ぐらい前から主人のパソコンの画面がおかしくなってきていて、よく見えないのです。多分寿命かな~。HPのパソコンなんですが、不具合多しで、新品で買って2年目にすでにドライブがクラッシュ、ギリシャロードス島にいた時に修理に出しました。私のダイナブックは2018年に日本に里帰りした時に買ったのですが、今でも健在です。パソコン画面の修理をしてくれる場所を現在探し中で、それまでは面倒ですがこんな風にテレビをスクリーン代わりにしています。次はHPは絶対買わない、と言ってました。

そんなこんなで、主人はそこそこ忙しく過ごしていましたが、私は1日中ぼーっとしているのを楽しみました。携帯ゲームをしたり、You Tubeを観たり・・・全然揺れないとこういうのが楽です。

この日は上陸することもなく1日船内で過ごしたので、ディナーもお家で。ベーコンの厚切りみたいなお肉が残っていたので、それにラビオリとニョッキの間みたいなパスタのソースにしました。キュウリと塩昆布のピクルスを添えて。そして私のプチブームになっているキンと冷やしたロゼワイン。普段は白ワインを飲んでいるんですが、サントロペに行ってからロゼワインがお気に入りです。私にとって唯一フランスで影響されたものかな。

毎日沢山の船がこの泊地にいます。でもとっても広い湾なのでアンカリングスポットはまだまだとても余裕があるんですよね。だからお隣さんとの距離はどの船も充分あるので、沢山係留していても混雑感がありません。

大きな音で音楽を流す船もなく、静かに平和に楽しめるのがいいな。ギリシャの泊地ではビーチから大音響の音楽が夜明けまで聞こえてきたり、船上でダンスパーティーやっているみたいなお隣さんもいましたが、フランスに来てからはそういうのに遭遇したことがありません。音楽も夜中ぐらいには止まるしね。そういう意味ではフランスに人たちは洗練されていのかも。ちなみに、ギリシャでうるさいのはギリシャ人ではなく、旅行に来ている外国人が大きく羽目を外して騒いでいます。でもギリシャの人たちも結婚式のパーティーは朝まで大音響パーティ―なので、騒音に寛容な国なのかもしれません。同じEUの国でも国民の気質って本当に違っていて、おもしろいです。

さて、コルシカ島はこれで終了。本日6日はイタリア領サルディニア島に向かいます。


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