2025年2月9日日曜日

動画:愛国心強いグレナダの人々!独立記念日&釣りたてマグロを買いました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



2月7日はグレナダの独立記念日。メインスタジアムで警察やコーストガード、刑務所警備員のパレードを見ました。総理大臣や総督(ガンバナー)の登場に大興奮のグレナダの人々、暑い愛国心に感動しました。ディナーはとれたてのマグロステーキを堪能!

2月7日(金):この日はグレナダ独立記念日。グレナダは、1953年1月から19 62年英領西インド諸島連邦に加盟しましたが、同連邦の崩壊に伴い、1967年に英国を 宗主国とする自治領となり、1974年2月7日独立しました。

主人の体調が完璧ではなかったので、午前中はゆっくりしていたのですが、午後になって様子を見に行くことに徒歩で行けるスタジアムで開催されると思っていたのですが、実は車で行かないといけない場所だったのです。偶然にもお隣の船のジャスミンさんが来るまで通りがかり「一緒に行きましょう!」と乗せて行ってくれました!でなかったら間違った場所に行ってたので式典を見ることは出来ませんでした。

到着した時は午後2時。何時から式典がスタートするのかわかりませんが、まだメインの座席エリアはがらがらでした。

スタジアムのすぐ外にフェンスで囲まれたエリアがあり、そこが駐車場かと思いきや、そこは許可証を持っている車しか止められないエリアだったのです。で、ジャスミンさんが「ではどこに止めればいいですか?私たちは観光客で、この式典を是非見たいと思ってやってたので、地理がわかりません。」というと、警備の人が「ちょっと待っていてください。」と出てくる車の交通整理をした後、フェンスの中に止めていい、と言ってくれました!やった~ナイス、ジャスミンさん。

お店が出てて、ランチがまだだったので人だかりがあったお店で食べ物を買いました。

お店の人が「これは国を代表する料理です。」といったので、是非食べねば!オイルダウンという伝統的煮込み料理でした。カレーみたいな色ですが、カレー風味ではなくそこそこ美味しかったです。

そのあと、座席がどんどん埋まり始めたのでスタジアムに移動。階段部分では出店があって、アクセサリーや軽食、飲物を売っていました。


最初真ん中エリアで席を探そうとしていたのですが、あっという間に埋まっていて、右端のエリアに移動。ここは屋根の下なのですが、一階席部分は青空状態です。午前中結構雨が降り続けていたので、大丈夫かなと思ったのですが、念のためレインコートを持参していましたが、ちょっぴり小雨がパラパラした以外は大丈夫でした。

1時間ぐらいで、あっち側の開いている部分も埋まりました。あちら側はイスはなくてコンクリートの階段みたいなのに直接座る席でした。早く来ていてラッキー!


まわりの皆さんは、国旗カラーの服装をした人が多く、愛国心の強さを示していました。式典は基本的に警察や、コーストガード、刑務所警備員、ガール&ボーイスカウトなどのパレードが中心でしたが、総理大臣やガバナーの訪問もありました。総理大臣やガバナーの登場を地元の人たちは大声援で迎えていたのが新鮮でした。こんなにも自国の官僚を歓迎する国民ってそうそうないと思います。式典のハイライトを動画にしてみました。

 


街の中を通過してきた警察などのパレードがスタジアムに近づいてくるのが、大型スクリーンに映し出されていました。



直ぐ近くには、とっても愛国心の強いおばさん達がいて、正式に国歌斉唱の前に自主的に歌い出し、周りを巻き込んで大騒ぎをしていました。

この方は黄色のカツラまで被っている!

ドローンが何台か飛んでいて、空中からの撮影をしていました。

この女性はガバナーが登場するちょっと前から、大興奮でここに立ちっぱなしで声援していました。


パレードが全てスタジアムに到着してからしばらくして、総理大臣登場!


とっても若い総理大臣で、まだ40代だそうです。大人気のようです。まわりのおばさん達が大興奮で叫んでいました。

その後現れたのはガンバナー。グレナダは独立国なのですが、今でもイギリスが宗主国なのでガバナーがいるのです。だから紙幣にもエリザベス女王が印刷されています。オーストラリアも同じくコモン・ウェルスという元イギリス植民地からなるグループに所属しています。なのでコインにイギリス王室の人の像が付いています。

ガバナーは女性でした。赤、黄色、緑のナショルカラーの洋服でバッチリ決めています。

画像右端の緑の服がジャスミンさん。ジャスミンさんはトルコ人で、昨年末ARC+でグレナダに来たそうです。現在ご主人が、仕事の急用でトルコに戻っている最中で、一人でレンタカーでここまで運転してくるのが不安だったから、私たちが一緒に来てくれてよかった、と言われていました。


マーチングバンドが再び動き出し、各団体が再度、マーチをはじめました。これは競技にもなっていて、どのグループが一番上手だったのか後に投票があるそうです。

警察グループが一文字で2つのシャンペングラスをかたどっていました。煙がラムを表していて、乾杯の様子です。空撮がスクリーンに映し出されたので、わかりました。

地上ではこんな風にしか見えません。

午後5時ちょっと前には、あちら側の席も満席に。VEラリーのダブルハンダーだけでグループSNSがあるんですが、そこで「独立記念日の今晩はどうするの?」というメッセージがあり、その時私たちはすでにこのスタジアムに来ていたんですね。で「お隣の船の人に偶然車で乗せてきてもらってスタジアムに来ているんだけど、マリーナ近くの競技場じゃないから間違えないで。タクシーで来ないといけない場所です。すでに式典始まってるよ。」と連絡すると、残りのダブルハンダ―の人たちはみんなでタクシーで乗り合わせてくることになりました。彼らが付いたのは午後4時ぐらいだったので、あちら側の席にいるはずです。

結構長いお祈りがあり、国旗掲揚が大きい旗を上げたり小さい旗を上げたり、その間また国歌斉唱があり(最終的に合計4回も国歌斉唱がありました。)、まじめな式典プログラムが終わったと思われる夕方5時、私たちは帰ることにしました。後からきたダブルハンダーグループは残っていたのですが、彼らも6時半ぐらいには帰ったそうです。というのは、その後コンサートがあると聞いていたのですが、それはお祈りの歌系のコンサートだったそうで、また長いお祈りがあったり、国家斉唱があったりと、想像していた「コンサート」とはちょっと違うイメージだったので、私たちが早めに帰っても特に何も見逃したものはなかったよ、と後で教えてくれました。

スタジアムメイン座席エリアの外。セクション間は行き来できないので、隣のセクションにうつる場合は一旦一階まで降りてまた登ることになります。

SATOMI号に戻ってから、主人は少しお昼寝。すでに5時半を過ぎていたので、夕食は食べないのかな?と思ったのですが、昼間買ったマグロを焼いていたら、美味しそうな匂いにつられたのか起きてきました。

マグロは予め魚用スパイスでマリネしておいたのを生姜を加えて焼いただけ。付け合せは前日の残りのご飯をガーリックとバターで炒めたガーリック炒飯(これが魚料理に結構合うのだ!)にサラダ。新鮮なマグロはとっても美味しくて、どちらかというと魚より肉類が好きな主人も「美味しい!」とパクパク食べていました。ちょっぴり中耳炎気味ですが、抗生物質が含まれた耳ドロップが効き始めているようで、気分はかなりよくなっているそうです。


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