2025年2月6日木曜日

グレナダでの最初のVEイベントはボートヤード見学

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!






グレナダに到着した後もVEラリーのイベントがあります。2月4日はその第1回目で、グレナダにあるボートヤードを見学。ハリケーンシーズン中にどこに船を保管しておくか、というのは誰もが気になること。実際に訪ねてみてグレナダ島のバジェットマリンに決めたラり―仲間もいると思います。ラリーのイベントなのでマリーナからのタクシーやボートヤードでのランチも含まれている遠足みたいな感じでした!

バジェットマリンはボートヤードにセールメーカーやリギング屋さんが隣接した場所。SATOIMI号のセールを修理してくれている業者さんもここにあります。

2月4日(火):この頃にはほぼ全部のVEラリー艇がグレナダに到着していました。まだ到着していない船は、大きな修理が必要になってケープ・バーディを1週間あとに出発した船で、おそらく今週末あたりに到着するでしょう。ラリーのイベントが全て終わってしまっても、ちゃんとバイキングラリーのトラッキングチームは、航海中のサポートを続けてくれます。それとケープ・バーディ―まではやってきたけれど、修理の内容がとてもケープ・バーディでは手に負えないと判断して、その時点でラリーを脱退した船もいます。さらになんとクルーを見つけられなくてケープ・バーディからいまだ出発できてない船もいるのです。公には発表してませんが、おそらくその船も脱退するでしょう。

朝10時半にマリーナ前からミニバスが出発、ボートヤードに向かいました。ここでの設備の説明をマネージャーの方からきき、その後陸置きするヤードを見学。ハリケーン対応の安全ベルトをかけるフックなんかが地面にありました。

私たちは、すでに6月からトリニダード・トバゴのボートヤードを予約しています。ラリー仲間の何艇かも同じボートヤードを考えているようですが、最近トリニダード・トバゴ自体の治安の評判がよくなくて、それで躊躇している人たちもいるようです。それに関しては私たちも承知なのですが、ボートヤード敷地内はセキョリティカメラもあり安全だと聞いています。それに大きな修理が必要な場合は、カリブ海周辺ではトリニダード・トバゴが一番、というのも沢山に人達から聞いていて、それも決め手の一つ。以前から考えていたさらなるアップグレードや整備に加えて、大西洋横断中に破損したウッドレールもトリニダードだったら直せる見込み大、なのです。それと実際にそこに住んでいる人に話を聞いたラリー仲間は「実際には治安はそれほど心配する必要がなくて、一部危険なエリアがあるからそこには行かないようにすればいいそうだよ。とにかく修理があるならあそこが一番だって。」と言っていました。なので、私たちはそれほど熱心に見学していなかったのですが、もうここで「越ハリケーンシーズン」しようと思っているラリー艇は、早速事務所で見積もりを作ってもらっていました。

修理の事もそうなんですけど・・・一番のきがかりはハリケーンの通り道。昨年の大型ハリケーン、ベリルがやってくるまではグレナダ島からさらにちょっと南に上がった島も、例年だったらほとんど問題なかったはずが、ベリルで大被害を受けており、従来の知識で待避していた船が何十隻と沈没してしまったのです。グレナダ島も無傷ではなく、ボートヤードでは被害はなかったそうですが、かなりな強風だったそうです。

年々ハリケーンのサイズが大きくなっていたり、通過コースが南下していることを考えると、より安全な場所というと、やはりトリニダード・トバゴまで下がってくるのが良さそうです。ベリルの時もトリニダード・トバゴは無傷で、ここまで待避してきた船は全く問題なかったそうです。

ボートヤードの隣には島で一番大きなシップシャンドラーがあります。品揃えも豊富でした。男性陣はまるでお菓子屋さんにいる子供のように、目を輝かせてショッピングをしていました。

シップシャンドラーには用がない私とパムさんは、はやばやとランチに向かいました。飲み物はなんと昼間っからラムパンチ!勿論ノンアルのレモネードもあったので、私はそっちにしましたけど、お酒が強いパムさんは迷わずラムパンチ!

フライドチキン、ミニサンドウィッチに何種類かのピザが並んでいました。ボートヤード見学でランチが付くとは思っていなかったので、嬉しいサプライズでした。

ボートヤード前の湾もすごくいい泊地です。

私たちはこれから北上でアイランドホッピングをする予定なので、島の南側にあるこのエリアの泊地には、来る予定はないのですが、トリニダード・トバゴへ向かう「帰り道」に立ち寄るかもしれません。

ボートヤードのすぐ外にあるレストランにランチが用意されていました。

帰り道は、途中のショッピングモールに行くバスと、マリーナに直接戻るバスと別れました。私たちはショッピングモール行きに乗車。ここのスーパーが買い出しには一番いいと聞いていたからです。

すでにマリーナ付近のスーパーや、St Georgeの街のスーパーを見ているのですが、野菜やお肉類など生鮮食品の質が今一でした。

ショッピングモールといってもスーパーマーケットがメインでそれに隣接したハードウェアストアや家具のお店が小規模でしたがありました。取り合えず日常生活に必要なものはなんでもここで入手できるみたい。

そしてスーパーマーケットは、噂通り、すでに行った他のマーケットとは比べ物にならないぐらいの品ぞろえ、しかも見たことがあるブランドのものも沢山ありました。主人の大好物のハインツのベークドビーンズもあったし、ラス・パルマスのスーパーよりも缶詰野菜の種類が沢山ありました。

お酒コーナーもあった。カリブ海ではお酒が高いと聞いていたのですが、安いものはUSドルで10ドル程度のものもあった、と主人がいっていました。

私はお肉コーナーや野菜コーナーを主にチェックしたんですが、断然ここの方が良かった!チキン以外に、ビーフやポークもあったし品質も悪くなさそうでした。野菜類もニンジン、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマンと基本的なものは全てそろっていました。マリーナを出る前にここにまた来て買い出しする予定です。

牛乳とか当面必要なものを最小限だけ買って家路につきます。帰りは各自でマリーナまで戻るのですが、タクシーではなく地元の乗り合いバスを試すことに。片道どこにいっても一人2.5ドルなのです。
大通りまで出るとバス停らしき掘っ立て小屋が見つかり、そこに向かって歩いていたら、ミニバンが「プップー」とクラクションを鳴らしてスピードを落としてきました。バスだという表示はほどんとなく、普通のバンなんですが、それがミニバスのよう。まだ止まり切っていないのに車掌役らしき男性が、ミニバンのドアを開けて声をかけてきました。乗りますというと、止まってくれて、取り合えず乗車。すぐにバスは発車です。途中の道路でもバス停手前からクラクションを鳴らしており、バス停にいなくても乗りそうな人がいたら、徐行指定合図していました。料金は降りる時に支払います。時刻表はないんですが、何台も頻繁にマリーナ前を含む大通りを行き来しているので、便利です。何より二人でたったの5ECドルに勝るものはありません。タクシーの半分以下ですから。ただ、混雑している時間帯だとなかなか乗車できず、何台も見送るはめになるそうです。次にスーパーに行く時は、行だけミニバスで行き、帰りだけタクシーに乗るかな。

船に戻ってからしばらくお昼寝した後、夕方5時ぐらいにディナーに出かけました。出かけるといってもマリーナのすぐ外にあるローカルレストラン。ミニバスのバス停にもなっているお店です。ローカルレストランなのでマリーナ内にあるものよりはお値打ちです。

ここでも飲物はラムパンチ。なんとボトルのお水は売ってなくて、飲物はソフトドリンクかビールやラムのみ。お水は水道水を冷やしたものしかない、とのことでしたが、試してみたらお水が美味しかったのです。全く臭みもなく、まるでボトルウォーターみたいでした。やはり雨が多くて山に囲まれているいるので、水がきれいなんでしょうね。

久しぶりにみたレストラン猫ちゃん。お店の人によると、近所の野良ネコらしいんですが、お店の人自体はあまり歓迎していないみたいでした。私たちがお肉がちょっと残った骨を上げたら、猫ちゃんはきれいに平らげたのですが、お店の人は「食べ物あげましたよね。これからもこの猫期待しちゃうな。」とちょっぴり迷惑そうでした。ごめんなさい!

メニューは看板に掲示されているものだけ。私はジンジャーポークをオーダー。

主人はまたマリネートされたチキン。味見をしたらチキンの方が私好みだったので交換してもらいました。ポークは照り焼き風味で主人の好きな味だったのです。

グーグルで調べたら昨年はこのお店にもメニューがあり、値段もちゃんと表示されていました。その時から多少値段があがったとしてもおそらく一皿これぐらいかな、と思っていたんですが、ビール2本にラムパンチ1杯も含めて地元通過で97ドル。33USドルぐらいだったので、物凄いぼったくりではなかったですが、値段を表示していないところを見ると、おそらく地元の人用はもっと安いと思われます。今のところ、St Georgeでのランチ、が一番お値打ちには変わりありませんでした。やっぱマリーナから離れれば離れるほど地元価格になるんでしょうね。味は悪くなかったので、また来るかも。



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