皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
2月5日は、Paloma号のパムさんがオーガナイズしてくれたグレナダ島観光ツアーを楽しみました。ダブルハンダ―の4隻、8人だけのツアーで、気の合う仲間だけのツアーは本当に充実。運転手さんもクルーズ船のお客さんのルートを避けて「通」なグレナダの魅力を体験できるルートを提示してくれて、ほぼどこにいっても他のツアー客には会いませんでした。ランチもウォータービューの素晴らしい場所だったのに、地元価格の場所で本当にお値打ち感満載!夕方にはVEラリーのパーティーがあり、1日があっという間に過ぎました。
2月5日(水):Paloma号のパムさんの企画で、グレナダ島観光7時間のツアーに行きました。朝9時マリーナ出発です。他にもそれぞれ小グループでツアーに申し込んでいる人たちが結構いました。20隻ほどの参加艇でモノハルは10隻程度。そのうち4隻がダブルハンダ―で、ダブルハンダ―グループとして親しく交流しております。やはりキャタマランとモノハルではセーリング体験がかなり違い、さらにクルーがいて航海してきた人たちとも、二人だけで2週間航海してきた私たちの体験は大きく違うものがあり、ダブルハンダ―同士、お互いの苦労がよくわかるので、話がよく合うのです。ラス・パルマスを出発する前からPaloma号のパムさんティオさんとは特に親しかったのですが、ケープ・バーディへの第1レグが終わったあたりから、自然とダブルハンダ―同士が集まるようになりました。やはり航海体験が似ていたから、体験話も共感できる部分がとても多いことがわかったからでしょう。それに地中海ではダブルハンドでクルーズしていた人たちも、大西洋横断時はクルーを雇った船も多く、そういう意味では、いつも通りダブルハンドを貫いた私たちは、セーリング経験レベルや姿勢においても似ているから自然に引き合うのだと思います。
今回のコースは、最初にドライバーガイドさんが地図を見せながら2つのコースを提案してくれました。その中で、自分の艇ではおそらく行く機会がない(アンカレッジがないので)島の東側をメインにめぐるコースに決めました。さらに、この日はクルーズ船からのオプショナルツアーバスも沢山出ているので、「団体さんとは被らないコースで行きます。」とドライバーさんが言ってくれました。まずは丘の上からマリーナ及びSt Georgeの街を一望です。素晴らしい景色!
右手の赤土斜面はハリケーンで土砂崩れが起きた跡でした。
これはカカオですね
パカッと割って中身を見せてくれました。この白い実がカカオ。一粒いただいて口に入れてみると外側のヌルヌルの部分がすっぱあまくて結構美味しかったです。
見慣れるとあちこちにこの木があるのがわかるようになりました。グレナダのプラテーションでは、一種類だけを沢山栽培するのではなく、バナナ、ナツメグ、クローブ、カカオ、レモングラスなど多種類をまぜまぜに育てているのです。
ここでもなんか自家製らしいラムを男性陣が試飲していました。物凄い強いそうです。
これは生のコーヒー豆。カカオは以前はグレナダは生産量世界2位だったそうですが、10年ちょっと前のハリケーンで大打撃を受け、やっと回復してきたところに昨年のハリケーンベリルでまた被害を受けてしまい、現在では世界第7位に落ちた、とガイドさんが説明してくれました。
島のこの辺りにいました。
ここには天然のモンキーがいました。ガイドさんがバナナを出して呼び出そうとしてくれましたが、木から降りてくることはありませんでした。
池の中には鯉みたいな、綺麗な魚が沢山いました
オレンジとか金色にも見えた模様は、錦鯉の小型っていう感じでした。
その後、ガイドさんが山の中の田舎道を運転中、日本政府が寄付したという橋を2個通過してくれました。あまりぱっとしない橋でしたが、地元の人にとっては大切な生活の一部みたい。
予め用意されているものから好きなものを選んでお皿に盛ってもらいます。どれも美味しそう。
主人はローストチキン(ついついチキンを選んでしまう!)に野菜、焼きそばをチョイス。私はなんと写真を撮り忘れていたのが信じられないんですけど、同じチキンに、マカロニグラタンとサラダを選びました。とっても美味しくて、しかもお値段は地元価格。レモンジュースを頼みましたが、二人分で34ECドル。つまりUSドルだったら二人分で11ドル程度なんですよ!!!黒板に値段が表示されていたのですが、みんなUSドルだと思っていたので、最初、ちょっと高め?と思ったみたいでしたが、実はECドルだったので超うれしい驚き。
Glenvilleの街はこの辺りの都会ということで、賑やかでした。ドライバーさんは地元なのでここでも知り合いが多く、交通整理をしていた女性警官もご近所さんでした。
次に昔の空港を通過。滑走路だったところは現在、バイクレースなどに利用されているそうです。
グレナダにはいろんな宗教があって、キリスト教でもさらにいろいろな宗派がありました。教会通りとも思える通りには、宗派の違う教会が隣同士、お向い同士で立っていました。右手の建物はイギリスアングリカン教会。建物の材料はイギリスから運ばれてきたのだそうです。徹底しているなぁ。
この建物はもと総理大臣のお家。
次のストップはチョコレートのお店!あとで調べたら「Grenada Chocolate Company」(ここクリックでサイトに行けます。)という結構有名な場所でした。
空気がとても爽やかで、ひんやりして気持ちが良かったです。
午前11時はここにいました。
ここは村の人が栽培したカカオを加工してもらう場所。農協みたいなもんかな。
ランチはGlenvilleというSt Andrew地域での一番大きい街のレストランに連れ行ってもらいました。実はこのレストラン、結構有名なお店で、もう1軒山の中にあるお店があるんですが、そこはクルーズ船のツアーバスが必ず寄る有名なお店らしいのです。でも街にある方は地元の人に親しまれているお店だそうです。海沿いで眺めが最高。
予め用意されているものから好きなものを選んでお皿に盛ってもらいます。どれも美味しそう。
Glenvilleの街はこの辺りの都会ということで、賑やかでした。ドライバーさんは地元なのでここでも知り合いが多く、交通整理をしていた女性警官もご近所さんでした。
次のストップはチョコレートのお店!あとで調べたら「Grenada Chocolate Company」(ここクリックでサイトに行けます。)という結構有名な場所でした。
外では何やら料理をしている男性がいました。
金曜日7日はグレナダの独立記念日なので、その時ようの伝統料理の「オイル・ダウン」を作っているそうです。チキンや野菜の煮込みシチューみたいなものだそうです。
全種類味見させてもらいました。
次に訪れたのはRiver Antoine Estate Rum Distillery。グレナダで一番古いラム蒸留所です。何軒かあるグレナダの蒸留所の中でも一番有名な場所。
昔ながらの手作りな方法でラムを作っています。
サトウキビの皮は燃料として再利用され、灰も肥料として使われ無駄がないそうです。
順番に温度を上げて蒸留していそうで、次の窯から次の窯への移動はなんと手作業。この男性が桶で組み上げていました。
他には誰もいなくて、私たちで貸し切りでした。水温は最初ヒヤッとしますが、すぐ気持ちい感じになり、主人は滝に打たれたり、みんな大はしゃぎで水遊びを楽しみました。
すっかりサッパリした!主人に引っ張られて私も滝の中に入りました。
30分ほど水遊びを楽しんだあと、家路につきます。
所々で、クルーズ船のツアー客とみられるミニバスを何台か見たのですが、同じ場所に行かなったり時間をずらして先回りしたりして、ほとんど他のツーリストと重なることなく観光を楽しめたのはドライバーさんの技量だと思いました。
マリーナには4時半ちょっと過ぎに到着。この日は5時からVEラリーの夕方パーティーがあるので、大急ぎで支度をしました。シャンプーした髪の毛が乾かぬまま再度お出かけ。
ラリーの目的地はグレナダで、到着したらラリー主催者の役目は終了なんですが、到着した後にもイベントがあるのが、とてもいいなと思いました。毎日がパーティー気分で、2週間の航海の疲れを癒すにはぴったりです。
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