2025年3月8日土曜日

1日で3回もタートル目撃&日本人艇Buena Vistaさんとディナー

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



3月6日はポンツーンの係留の手配ができれば、午後から移動して折れているウッドレールの修理をしてもらうはずだったのですが、来週まで係留できないと言われ、修理自体を断念しました。翌日冷蔵庫の修理があるので、またLe Marin内に戻ることに。St. Annedでは船の周りで数回タートルを目撃!夜は前日からマリーナ入りしている日本人艇Buena Vistaさんと会食しました。

外海に近いからか、何回も海面に上がってきたタートルを目撃しました。

3月6日(木):火曜日、水曜日とカーニバルのため、ボートヤードのオフィスがお休みだったのでポンツーン係留手配ができませんでしたが、ウッドワークをお願いしている業者さん(ボートヤード敷地内にワークショップがあります。)に代理で手配をお願いしていました。午前中には連絡が来るかと思ったのですが、やっと連絡が付いた時はお昼過ぎ。

代理で空きがあるかどうか聞いてもらいたかったのですが、結局自分で直接オフィスに行って船籍書類などを見せてからやっと予約ができる、と言われました。

結果がわかるまで午前中は船内でリラックスしていたのですが、時々外に涼みに出る主人が「あ、亀がいるよ!」と海面に息継ぎで上がってきたタートルを目撃。運が強いのか、主人は外に出るたびに見たので、3回ぐらい見ているんです。息継ぎのために上がってきているだけなので、あまり長くは海面に浮遊していないタートル。私が外に出てカメラを構える頃には沈んでしまいましたが、やっと写真に収めることができました。画像左下の茶色いものです。

こちらの方がわかりやすかも。真ん中あたりにうつっています。でも頭を出してないので茶色の円形のものが浮いてるな、ぐらいにしかわからないかな?

午後2時半すぎて、結局ポンツーンには直接入れず、一旦アンカリングしてテンダーでオフィスに出向き、その時予約リクエストフォームに記入して初めて手配ができる、という複雑な仕組みでした。どうせいったんはアンカリングしないといけないので、万が一ポンツーン係留できなかった時のため、Le Marin内ではマングローブに近いエリアに戻ることに。

移動中に、ウッドワークの業者さんから電話が来ました。職人さんが直接ボートヤードのオフィスに空き自体があるのかどうかを聞きに行ってくれたのです。で、残念ながら来週まで無理、とのこと。すでにLe Marinに来て10日ぐらい経つので、もうこれ以上滞在を伸ばしたくありませんでした。ウッドレールが割れたままでもセーリング自体には支障がないし、もともと6月にハードスタンドに上げてからやろうと思っていた修理なので、緊急性はありません。冷蔵庫さえ直ればいいので、ウッドワーク修理はキャンセルしました。

戻ってきたのは、マングローブに近いエリア。ここは6月以降はアンカリング禁止となるエリアです。ハリケーン避難用に常に開けておかないといけないのです。今でも他の場所と比べるとアンカリングしている船の数が少ないので、チェーンがを思いっきり出せるのが魅力。それに海底も泥質なので、アンカーが流れる恐れがなく、夜外出しても安心です。

前回アンカリングした場所より、さらに奥に入ってみました。水深は7メートルでそれほど深くないし、大きくスペースが空いているので、チェーンは40メートル出しています。さらに念のためバックギアに入れて引っ張って効きを確認しました。

後方に見えるピンクの糸がからまったような軌跡が前回浮いていた場所です。

前回私たちより後に来たグレーのボートがまだいました。今回は彼らよりも手前に落ち着く位置にアンカリングしました。


マングローブの中にスターンが埋まっている船もいました。スターンを結び付けているのかな?安全かもしれませんが、蚊がものすごいと思うけどねぇ。


あっち側がマリーナがある方。モーリンブイも沢山あるし、その合間を縫ってアンカリングしている船も沢山あるので、すごく混雑しております。

私たちのお隣さんは一隻だけ。これ以上前にアンカリングしている船はいませんでした。深さ的には十分問題ないですけど、余マングローブに近づくと蚊の被害にあうからねえ。

早速グーグルマップ上で、アンカリングしている位置を登録。これで暗くなってからでも無事SATOMI号にたどり着けます。

夕方はディナーのために上陸です。前々日にお会いしたBuena Vistaさんを誘ってみました。彼らもなんと、冷蔵庫の調子が悪くなっていたそうで、ガス漏れだったらしいのですぐに直してもらえたそうです。

マリーナに向かう途中、これまで気が付かなかったのですが、沈没船が他にもいました!さらにもう1隻マングローブに半分突っ込むように沈んでいた船もあり、おそらくハリケーンベリルの時の被害と思われます。街全体は、グレナダやその周辺の島々ほどの被害は見当たりませんが、もしかしたらそれはMartiniqueがフランス領だから復興が早かったのかもしれません。家の作りもトタン屋根とかじゃないし。ハリケーンに対しても耐久性が高い建築なのかもしれません。

レストランは夜7時からだったのと、私たちはちょっと早く上陸したのでマリーナ付近のバーで待ち合わせて食前酒を楽しんでいました。

レストランは前に一度行ったシーフードレストラン。今回は4人だったので予約しておきました。まずは乾杯!Buena Vistaさんはお二人で2017年にフランスで船を購入されてからカリブ海やヨーロッパの大西洋側を航海されているそうです。今年はいよいよパナマ運河を通過して太平洋を横断されるとのこと。つい先日大西洋横断されたばかりなのに、またすぐ移動になるんですね!私たちは今シーズンはカリブ海にいますが、今年後半にはパナマに向けて再び移動となるので、半年遅れで後を追う形になりそうです。

このレストランは係留されているポンツーンに近いそうで、前を通った時興味があったお店だったそうで、ここにして良かった!

Buena Vistaさんに取っていただいた写真。

私たちは前菜にビーフタタールをオーダー。Buena Vistaさんは魚のシェビーチェをオーダーされました。このレストラン、シーフードがメインのお店なのですが、ビーフも悪くないんですよね。こんなにもいろいろソースや具がついてくると、混ぜて食べるのが楽しくなります。

主人はヒラメのグリル。

Buena Vistaさんはタコの料理でした。こちらも美味しそう!

私は前回主人がオーダーしていた、ビーフをチョイス。この日はシーフードレストランに行っておきながら、お肉の気分だったのです。このステーキが柔らかくてブルーチーズのソースがとてもおいしいのです。焼き加減もちゃんと聞いてくれました。

デザートも主人とシェアでいただきました。

Buena Vistaさんはお二人とも、お酒がお好きなようでワインをボトル2本楽しまれていました。私たちもお裾分けいただきましたけどね。最初に大西洋横断した2017年はARC+でラス・パルマスからケープ・バーディ経由でSt Luciaに到着されたとのこと。私たちが参加した小規模ラリーのヴァイキング・ラリーとARCの違いなど、いろいろ興味深いお話を伺うことができました。まだ一週間ぐらいはLe Marinに滞在される、とのことだったので、来週スピニカポールカップのトラックを取りに戻る用事があるので、また再開できるかもしれません。


本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿