2025年3月7日金曜日

紛失していたプロペラアノード取り付けて夜はカーニバルーSt. Anne

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





St.Anneに移動したのは、いつの間にか紛失していたプロペラアノードを取りつけるため。湾の一番奥のLe Marinよりも水質がいいと思ったからです。海底が泥質なので海水の透明度は今一ですが、Le Marinよりも断然ましです。岸から聞こえる賑やかな音楽に誘われて、ディナーも兼ねて夕方はSt. Anneの街に上陸してみました。

3月5日(水):ラス・パルマスで一カ月ちょっと、ミンデロに一週間、グレナダで10日と、昨年末から今年初めにかけてマリーナバースで過ごす期間がすごく長かったせいか、プロペラ先端のアノードがいつの間にか紛失していました。おそらく損傷が激しくて走行中に分解しちゃったんだと思います。特にグレナダにいた時、主人がキッチン下のパイプを触った時に軽い電気ショックを感じたと言っていたので、近くのバースにいた船が海中にかなり放電していたと思われます。ま、そのためのアノードだし、2024年はほとんどマリーナに入らなかったので、2023年のシーズン終わりに設置したアノードの状態が良かったのでずっと使い続けていました。

アノードを取るつけるネジが少し長いので、余分をカットする必要があります。まずはそれを測るためのダイビング。



今アンカリングしている場所はSt. Anneよりもさらに外側に近い場所で、アンカレッジの名前としてはAnse Caritanと呼ばれている場所です。陸にはウォーターパークがありようです。

ここにも沢山アンカリングしていますが、ほとんどがキャタマランでチャーターヨットと思われる船が多いです。というのは一隻にかなり沢山の人が乗っているので。

上がってきてから主人はツールを出してきて、ネジの余分部分をカットします。

コックピットがまたしてもミニワークショップに早変わり。

サイズが丁度よくなったネジをもって再び潜ります。ネジが小さいのでなくさないように、一回に一個づつもって潜るので、上がったり潜ったりを数回繰り返していました。


風も時々強くなっていたので、海面も少し乱れていました。それに海流もあるとのことで、船がその都度動くので、潜っている主人は結構苦労したようです。取り付けてる最中SATOMI号自体が動いたり、自分が流されないように体を固定するのに両手がふさがれているので、簡単な作業なのに時間がすごくかかったそうです。

でも無事取り付けた終わって本当に良かった。その後午後は主人はお昼寝して体を休めました。

この日は朝からカーニバルの賑やかな音楽が聞こえていたので、夕方見に行くことにしました。テンダー専用のタウンドックがあるので、上陸がとっても便利でした。街の広場では大音響でいかにもカーニバルっていう感じの音楽が流れていました。

トラックの荷台にスピーカーやお立ち台がありました。

たった2台のこじんまりとしたパレードでしたが、仮装した人たちが後ろについて踊りながら歩いていました。数日前にあったシドニーのマリディ・グラとは比べ物にならない規模ですが、それでも参加している人のスピリッツは負けないぐらい陽気で楽しそうなものでした。

ここが街の広場みたい。それを中心にぐるりと何回もトラックは回っていました。




カーニバルの日だったので、普段はまだ空いているはずのスーパーも閉店していました。お目当てのレストランは夜7時から開店なので、それまでビーチ沿いで時間を潰すことに。

そろそろ日が落ちる時間。


ビーチ沿いには数軒バーがあって、ここでも食事ができるみたいでしたが、BBQぽいものみたいだったし、かなり遅い時間からしか始まらないみたいだったので、食前酒だけにしました。オーダーしたカクテルはモヒート・ロイヤルという名前で、ラム酒にシャンペンがミックスされているもの。美味しかったのですが、かなりアルコール度が高いのは一口飲んですぐにわかりました。私はこのいっぱいで十分だな。


日が沈んでいきました。平和だなぁ~。Martiniqueには冷蔵庫の修理がメインでやってきたのですが、予定よりも時間がかかりすでに一週間ほど滞在しております。でもテンダーでの上陸が便利な泊地ばかりなので、特に不便は感じておらず、主人も時間をおかけて少しづつ細々した修理ができているので、退屈することなく過ごせています。

夜7時ちょっと前には真っ暗となり、ボーンファイヤーもスタートしたようです。


レストランは夜7時から開店です。ちょっとおしゃれな感じだったので、予約しておきました。当日の夕方6時半にレストランに直接いって予約したので、その時点ですでに窓際のテーブルは一杯でした。

でも、窓というか、テラス席だから壁がないし、もう日が暮れているので水際でなくても あまり関係ないです。普段いつも水際だしね。

まずは前菜として選んだのは・・・正直メニューの英語訳が今一つわからずエッグとなっていたので、卵料理だろうな、と思いオーダーしました。多分ポーチドエッグにクリームソースがかかっている感じでした。ソースが美味しかったのでパンにつけて食べました。

私が選んだメインはツナのタタール。

主人はラム肉。このメニュー、付け合せに「リゾット」となっていたので、ご飯かと思いきや、ポテトピューレじゃないか!念のためメニューをもう一度見せてもらい、リゾットと書かれいているのを確認してからお店の人に質問すると、なんと「リゾットとは料理の仕方を意味しています。」という返事?????つまり水気の多い感じに茹でるっていう意味で使っているのかな?リゾットっていのはスペイン語でもイタリア語でも、さらにはギリシャ語でも「リゾ」がご飯の事なのでご飯料理なのですけどねぇ。英語でも当然リゾットいえばおじや的なものを示します。味は良かったので不満はありませんでしたが、驚いた!

私のタタールにはポテトがついてきました。

デザートはクラム・ブレをシェア。他のお店に比べたらここはちょっとハイクラスみたいでしたが、それほど高価ではなかったので、リゾットで驚かされましたが満足でした。

さっきの街の広場では屋台みたいなお店が出ていて、なにやらBBQしてるみたいでした。


一番最初Martiniqueに到着した時にアンカリングしたのは、もっと湾の中心の方だったので、夜明けにちょっと揺れたのですが、それに比べたら陸に近いせいか揺れは断然少なかったです。私たち的にはこれまでいたグレナダやセント・ヴィンセントの島々の泊地と比べたら全然揺れない、と言っていいぐらい。でも湾の奥にあるLe Marinの泊地と比べたら、横揺れがほんの少し、数時間だけ朝早くにありましたけどね。

翌日6日は、ボートヤードのポンツーンが手配できればそちらに移動する予定なので、またLe Marinの中に移動となります。


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