皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
14日は朝6時に出発して、約46マイル先のSt. Bart(正式名はSt. Barthelemy)に向かいました。St. Bartsはフランス領の島国です。風は最大でも15ノットで波やウネリの影響もないゆったりセーリングで午後2時には到着。出入国手続きができるのはGustaviaという港町だけなのですが、とても混んでいて常に横揺れに悩まされるというい評判だったので、あまり期待していませんでしたが、予想よりも全然大丈夫でした。というのも、沢山係留されている船の間をぬって突き進み、湾の奥の方でモーリンブイとブイの隙間にアンカリングするスペースを見つけたのです。これまで幾度となくとても混雑したアンカレッジを経験してきたキャプテン・ロブのアンカリング技術の高さを物語っていると思いました。
朝6時には出発していたので、まだ太陽が上り切っていない感じでした。
4月13日の夜はお家ご飯。買い出しの際濃厚ストロベリージュースを買ってきたので、主人がカクテルを作ってくれました。
あのあたりがBasseterreの町かな。
7時18分はここにいました。
7時40分、風がほとんどなくなり、仕方なくジェノアを巻き入れてエンジン走行に切り替えました。これは予報通りだったので、驚きませんでしたけどね。
でも相変わらずエンジンはつけています。
目的地のSt. Bartまで一直線で進める角度です。
12時40分、恒例のカーテシーフラッグの交換です。黄色い検疫フラッグとフランスの旗を上げます。
青丸の位置にいました。
午後1時15分、肉眼でもしっかりGustaviaが前方に見えます!
アンカリングしている船も見えてきました。ラストストレッチ!
1回目は失敗。水深9メートルなので45メートルのチェーンを出したいところ。35メートルぐらい出した時点で、後方の船に近すぎる位置になってしまいました。でやり直し。角度は悪くなかったので、おろす位置をもう少し前方にすればいいと思いました。下ろす位置にはすでに別の船がいて、その船のスターンから数メートルぐらいしか離れていない場所に下ろすことになります。アンカーを全部あげる前に主人が「この位置でまた下ろして」と指示があったので、すぐに下ろし始めました。2回目は大成功。45メートル出した時点で、ちゃんと後方にいた2隻の船の間に落ち着きました。間隔も安全なぐらいに離れているので、どちらにスイングしてもぶつかる心配はありません。(それを気にしないと行けなぐらい混雑しているのだ。)
午後2時15分、航海終了。あっち側がGustaviaの港内。泊地アプリのコメントはここも横揺れが酷いというものが多かったのですが、勿論全く揺れないことはありませんが、全然ひどく感じなかったのです。むしろ、White House Bayの方が揺れていたぐらい。(最終日はゆったりしたウネリでゆるい横揺れが一日中続いていたのです。)
上空には頻繁に小型飛行機が飛んでいました。空港がこの先にあるようで、そのせいと航路になっているので湾の真ん中はアンカリング禁止区域です。
本当に混んでるなぁ。でも周りの船からはちゃんと安全な距離で離れているので不安ありません。透明度が高くて、水深9メートルでもアンカーが砂地に埋まるのがしっかり見えました。さらにバックギアでエンジンを吹かして突きささっているのも確認済み。
さっそくテンダーを下ろして、上陸して入国手続きに向かいました。
この島はほぼ全域がマリンパークなので規制がとても厳しいのです。滞在期間も4日間単位で費用がかさんできます。
Gustaviaの町までテンダーで簡単に行ける距離です。最初はGustaviaのすぐ左側エリアにアンカリングしようと思っていましたが、そこは横揺れが酷いのが明白でした。
さっそくテンダーを下ろして、上陸して入国手続きに向かいました。
あの丸いものが付いてる建物がポートオフィスでした。入国手続きはとっても簡単でした。あらかじめオンラインフォームを記入しておいたので、オフィスでは何もする必要がなく船の名前をいったら窓口の女性がデータを確認して、前のポートでの出国書類を見せてて終わり!出国の時また来てね、と言われただけでした。でも出国時に支払いが発生するのはわかっていますけどね。
このあとぶらっと付近を歩いたのですが、多分昼休み時間帯だったので空いているお店はあまりありませんでした。
思ったよりも居心地がいい泊地だったので、この日はここで一泊することにしました。夜にまたおでかけすることにしました。でもなんとなくですけど、お高いお店しかないみたいだなぁ。
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