2025年4月17日木曜日

Colmbier BayでPaloma号に再会&陸亀わんさか!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





Gustaviaの町には到着した日に一泊しただけで、すぐ近くのColombier Bayに移動しました。マリンパークエリアなので、無料のモーリンブイが沢山設置されています。そこには数日前からVEラリー仲間のパロマ号がいるのです。午後から上陸してColombier Bayから反対側のビーチまで崖伝いのウォーキングコースを通っていってみました。途中陸亀がわんさか集まっている場所があってびっくり!全く人を恐れることなく近寄ってくるし、触っても全く動じないぐらい人慣れしていました。反対側のビーチはきれいでさらさらな砂地でしたが、これってオーストラリアのビーチならどこでもこうだよね、と思いました。あらためてオーストラリアのビーチの水準の高さを認識しました。

パロマ号のパムさんが撮影してくれたSATOMI号

4月15日(火):GustaviaのAnse a Corossalの泊地を、10時半すぎに出発しました。Anse a Corossalの泊地は評判ほど揺れが少なくて驚きましたが、町に行く必要がなければいる必要はない場所なので、マリンパークになっているColombier Bayにいた方が断然快適です。

Anse a Corossalの後ろの方には20メートル以上のサイズのボートが沢山係留しています。このサイズの船は町に近いエリアには係留禁止なのです。だって、許可したら巨大パワーボート数台でいっぱいになって、他の船が来れなくなっちゃいますからね。横から滑り台が出ていた。

Colombier Bayはあの岩が何個か水中から出ている所をぐるりと迂回した内側にあります。リーフが広々しているので、大回りしていかないといけないんですが、ディンギーなら街まで3.5マイル程度の距離だそうです。

あそこがColombier Bayです。泊地アプリによるとモーリンブイは20個とのことですが、それ以上の数の船がいるみたい。ここはマリンパークなのでモーリンブイが空いていてればそれを使い、空いてなかったらアンカリングしていいことになっています。

近づいていくと、結構あちこちにブイに空きがあるのがわかりました。最高で4日間しかブイを使えないことになっているので、毎日入れ替わりがあるんですよね。湾の真ん中の、比較的ビーチに近い場所のブイが空いていたので、そこを目指して進んでいると、ディンギーに乗ったカップルが近づいてきました!手を振ってきていて、私たちの方に来ているのは明白。あ~!パロマ号のパムさんとティオさんだ!!!彼らが数日前からここに移動するってというのは知っていたので、私たちも数日後に向かうよ、とメッセージをしていました。でもまだ滞在しているかどうは不明だったので、会えてうれしかったです。

モーリンをキャッチしようとして気が付いたのは、引っ掛ける用のヒモがついてなかくてモーリンボールのフックに自分ラインを通して使うタイプでした。なので、慌ててラインを用意。その時パムさん達のディンギーがすぐ隣にいたので、私たちのラインをモーリンブイに通してもらいました。二人でも最終的にはなんとかできたと思いますが、お手伝いしてもらったので楽々でした!そういえば、グレナダ領のサンディービーチのモーリンを使った時は、私たちがパロマ号のモーリンブイひっかけをディンギーに乗ってお手伝いしたっけ。あの時は、風がすごく強くて、お手伝いするのもかなり苦労しました。



彼らは、翌日St. Bartsを出発してすぐ次の島国にあるSt. Martinに移動するので、これからGustaviaに行って出国手続きをしにいくところだったのです。3.5マイルほどの距離なので、しっかりしたディンギーがあれば無理ではない距離です。私たちもそうする予定。昨年サルディニア島にいた時、主人が急に痛風が悪化し、5マイル弱ぐらい距離を突っ走って町の薬局に行ったぐらいですから。

お出かけの途中だったので、あまり長くはおしゃべりできませんでしたが、次に向かう場所も同じなので、またすぐ再会できそうです。

あれがパロマ号。すぐ隣のモーリンが空いていたのに後から気が付いた。

海の透明度もいいです。さすがマリンパーク。ついてすぐに船の近くで、息継ぎに上がってきたタートルを見ました。

ランチ後、主人がお昼ねしている間、私はモーリンの場所まで泳いで見に行きました。すごくしっかりしたコンクリートの根本にぶっといロープで繋がっていたモーリン。これならかなり強風が来てもSATOMI号の重さに対応できるな、と安心しました。モーリン代は無料ですが、出国手続きの時に、St. Barts滞在料を滞在期間に合わせて支払うのでモーリン代を払っているようなものです。でもそのおかげでしっかりモーリンがメンテされているようなので、文句はなし。
後方にもまだ何個かモーリンブイが残っていました。

午後4時をすぎて、かなり涼しくなってきたので主人も行動開始です。上陸して反対側のビーチまでウォーキングすることに。パムさんが教えてくれました。


小高い丘にあがると反対側からの風がものすごく強くて、吹き飛ばされそうだった!最初のうちは崖っぷち伝いの場所もあって、ちょっと不安なウォーキングコースでしたが、Colombier Bayには道が通っていないので、船で来れない人は反対側のビーチから徒歩で来ないといけないんですよね。夕方に近くなっていたので、そちら側に帰る海水浴の人が歩いている後をついていきました。


すぐ反対側は岸壁で、海辺には下りられません。


ちょっと開けたところまできたら、遠方にビーチがみえました。パムさんが言っていたのはあそこの事だね。レストランが何軒かあるとのことでしたが、Gustavia同様のお値段だったそうです。

丘を乗り越えたら、あとはちょっとスムーズになりました。ウォーキングコースも「ここだな。」と分かりやすい感じになっていた。

山羊だ!



さっき通ってきたところは、振り返るとかなり険しそうに見えますね。

途中岩が飛び出た場所がありましたが、ちゃんと階段が彫られていました。

そこを通過すると平坦な場所に出てきました。なんと陸亀発見!しかも前是ものおじせずに近寄ってくるのです。

さらにその先、ちゃんと舗装されたエリアに着くと、わんさかうじゃうじゃいました!ニワトリ一家も混ざっていて、小さいひよこが亀の間をちょこちょこ動いていました。

この辺りで餌付けされているみたいで、集まっているようです。

人間を見ると餌をもらえると思って、近寄ってくるみたい。

触られても全く気にしない亀たち。

なるほど、こちら側に滞在して徒歩でColombier Bayに行くんですね。徒歩25分ぐらいだったな。

あの左側の丘の反対側がColombierBayです。

ここまでは車で来れるみたいです。亀がわんさかいた場所はゲートの内側でした。


小さなビーチがありました。その周りにはホリデーアパートメントやリゾートホテルがありました。


なんとここまで来ちゃっている亀がいた。車も通るので、ひかれないかと心配になります。


そしてここがパムさんが言っていた砂浜が綺麗なビーチ。

確かに、サラサラな砂地で、これまで地中海で見てきた砂ビーチやカリブの他の島々の砂よりは綺麗でしたが・・・・主人の地元のビーチはどれもこんな感じなのです。というか多分オーストラリアのビーチって基本全部こんな感じなんですよね。砂がすごくさらっとしているので、足にあまりくっつかないのです。海から上がってもベトつかないのです。

主人の実家の付近のソルジャービーチはこの何倍もの広さがあるビーチ。砂地の感じは雰囲気が似ていたので、「ソルジャーのミニ版かな。」と二人で話していました。

タートルの産卵エリアがあり、柵で囲まれていました。

このビーチも砂が綺麗ですが、QLD州のウィットサンデーの真っ白い砂ビーチに比べると、やっぱ劣るなあ。オーストラリア海域をセーリングしていた時は、カラフルなサンゴ礁があちこちにあって、毎日のように気軽にシュノーケリングを楽しんでいたのが当たり前だったのですが、あれはすごく特殊な事だったんだ、と、地中海でクルージングをスタートした時に痛感しました。南太平洋に進むのが今から待ち遠しいです。

思ったよりも楽しめたウォーキングに大満足して家路につきます。




往路では気が付かなかったけど、大きな洞窟がありました。

この湾には何もないので、ここにいる間はお家ご飯ばかりですが、Gustaviaで散財したので当分は外食なし。

でもこの景色をバックに、お手製のビーフストロガノフを味わえるのは、高級レストランに行くのと同じぐらい、もしかしたらそれ以上の満足感があります。

つい一昨日も作ったんですが、主人が気に入って「また食べたい。」となりました。うん、2回目はさらによくできた気がする。これGustaviaで食べたら35ユーロはするよねぇと話していました。

さて明日は、シュノーケリングに行くぞ!船の周りで何回もタートルを見たので、遠くまでいかなくてもいいと思います。

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