皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
5月2日Antiguaを出国して25マイルほど先の元イギリス領Montserratに向かいました。短い距離なのですが微風なのノロノロセーリングになる見込み。カスタムが4時で終了してしまい、週明けまでお休みとなるので、時間との闘いでした。最終的にエンジン走行に切り替えましたけどね。時間外に手続きすると職員の残業代を払わないとけないのだ!
ああ~あAntiguaはぁ~今日もぉ~雨ぇぇだったぁ~~~!と歌いたくなった。
5月2日(金):ちょっと朝寝坊してしましい、出発が朝8時になってしまいました。向かう先のMontserratまではたったの25マイルほどなのですが、弱風なのでセール走行したい場合はかなりスピードがのろいと予想されます。しかもタックしないといけない風向きなので、最終的には25マイル以上走行しないといけないのです。取り合えず出発してすぐにセールを出してみたんですが、4ノット程度のスピード。しかもMontserratは画像の左下に見える島なのに、St. Kitts.&Nevisに向かっている。
ゆらゆらノロノロスピードをいいことに、朝ごはん。ベーグルとクリームチーズです。昨日スーパーで仕入れてきました。
午前10時、タックするのではなく、真後ろの風になってもなるべく直線距離でMontserratに向かうべく、メインセールを下ろしてしまい、ジェノアだけだしてセーリングを続けました。
11時50分ごろには、風がどんどん弱まり、スピードも4ノットいかなくなってしまいました。こうなると、もう午後3時到着は絶望的。ぎりぎりまで粘ってラストスパートでエンジン走行するにしてもタイミングを逃すと間に合わなくなります。
ジェノアもバタバタし始めたし。風が弱いのに、ウネリは結構あるから揺れるのです。
仕方なく、エンジンをつけることに。
エンジンつけたのでスピードは6ノットになり、午後1時45分ごろにはMontserratすぐ目の前。
予定よりも早く到着です。金曜日を逃すと残業代を払いたくなければ、来週月曜日まで船内待機となるからねぇ。
取り合えず3件全部メニューをチェック。それぞれ違ったものがあって、お値段的にも同じぐらかな。
アンカリングのSATOMI号。写真ではわかりませんが、時々かなり横揺れしています。西側からの1メートルぐらいのウネリが時々はいってくるんですね。ここはほぼ常に横揺れで有名なアンカレッジなのです。
港付近は小奇麗でおしゃれ。でもほとんど何もありませんけど。
結局3件チェックした結果、一番最初に見たレストランに戻りました。
私はランチのグリルフィッシュ。ディナーメニューだと値段が10ECドル高くなるのですが、量がものすごいみたいだったので、ランチの方に。しかもサイドディッシュはディナーでしか選べないチーズマカロニも少量つけてもらえました。ウェイトレスの若い女性がとてもフレキシブルだったので助かりました。
アイスクリーム屋さんもあったので、買っちゃった。お店に人がどんな種類のアイスがあるのか把握していなかったので、全部蓋を開けて中を見せてもらいました。色で選んだのですが、食べてみたらキャラメル味で美味しかった!
ジェノアもほとんど巻き入れちゃいました。12時、旗の交換です。まずはAntigua&Babudaの旗をおろし、次はお馴染みの黄色い旗とMontserratのカーテシーフラッグ。
予定よりも早く到着です。金曜日を逃すと残業代を払いたくなければ、来週月曜日まで船内待機となるからねぇ。
そして午後2時ちょっと過ぎにはメイン港のLittel Bayにアンカリング終了。水深9メートルなのでチェーンは40メートル出しました。砂地なのでアンカーはすぐに効きました。それからすディンギーに乗り込み、午後2時40分、入国手続きに向かいます。あの建物がポートオーソリティーの建物。中に入ると、カスタムとイミグレーションの窓口がありました。空いていたし、事前にオンラインで入国申請をしておいたので、15分ぐらいで手続終了。72時間以内に出国するなら、同時に出国手続きもできるので、もうここに戻る必要はありません。手続きにかかった費用はたったの60ECドルでした。これがオーバータイムになると余分に100ECドルぐらいかかるらしいので。職員の方はみんなフレンドリーでした。
午後3時にはランチ場所を求めて、ハーバー沿いを物色していました。3件レストランが並んでいて、どれもおすすめ、とポートオーソリティの女性が言っていました。Montserratには3つしかアンカレッジがなくて、2つは北の端で、どちらも常にウネリに悩まされる場所。南の方にもう1つあって、そこには前回トランジットで入港しないでアンカリングした時に試したんですが、そこもウネリはあるのですが、Litte Bayより断然ましなのです。でも上陸できる場所はLitte Bayしかなくて・・・Old Road Bay(南のアンカレッジ)はチャート上ではアンカリング禁止場所になっているんですね。というのは火山に近いから。ただ、火山活動が活発でなければ問題ない場所です。
主人はスペアリブを選んでいました。写真撮るの忘れてた。味見させてもらいましたが美味しかったです。
ランチ中に、島ツアーを手配。何人かガイドさんがいるんですが、一番お値打ちで評判がいい人とはコンタクトが取れず、そしたらタイミングよく、パロマ号のパムさんからメッセージが。彼らは今朝までMontserratにいたのです。彼らがいった島ツアーの情報を教えてもらいました。詳細を聞いたら3時間で二人分で210Uドルと思ったより高め。でパムさんにそのことを伝えたら「私たちは6時間ツアーで210ドルだったよ。」と教えてくれて、その件をまたツアー会社に連絡して交渉したのです。同時にパムさん自身もまたガイドさんに連絡してくれて、そのおかげで、彼らが体験したのと同じコース同じ時間で210ドルのツアーとなりました!やった~!!
Montserratに入国するなら島ツアーで火山爆発で壊滅した旧首都を見に行かないと意味がないのです。そのツアーに行きたかったので横揺れがひどいLittle Bayでも今晩は我慢できます。
ということで明日3日は朝10時から島ツアーとなりました。戻ってきたら、南の方のOld Road Bayに移動しようかな。
おしゃれレストランの反対側には地元の人ご愛用的なバーがありました。
SATOMI号に戻った時は5時ぐらいでした。夜になるにつれて穏やかになるかと思いきや、横揺れは相変わらず続きます。でも耐えられないほどではないし、他にも3隻モノハルがいて皆さん仲良くマストがゆ~ゆら。キャタマランはほとんど揺れていません。最近ずっと揺れない泊地にいたので、久々の横揺れですが、大西洋を横断してからどんなに揺れていてもちゃんと寝れるようになったのだ!
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