2025年5月1日木曜日

世界遺産のNelson’s Dock Yardーレンタカーで島観光Antigua Day1

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!




バスに乗って行ってみようかな、と思っていたのですがレンタカーが思ったより高くなかったので、30日から2日間借りました。まずは島の南側にあるEnglish Harbourを見に行くことに。Antiguaと言えばEnglish Harbourというぐらい、すごく有名な場所でネルソンズ・ドックヤードという世界遺産があるのです。そして現在Antiguaではカリブ海でも有名なヨットレースが行われている最中。

真中がEnglish Harbourで手前がFreemans Bay、奥に見えるのがFalmouth Harbourです。

4月30日(水):朝ご飯の前になんと主人がレンタカーを手配していました!マリーナからピックアップできて、しかも一日USドルで40ドルとのこと。いつもは空港付近から借りた方が安いのですが、Angiguaでは逆だったようです。あいにくこれから数日雨模様になりがちなJolly Harbour付近ですが、島の反対側はお天気がいいみたいなんですよね。

朝11時、マリーナ前でレンタカーを引き取りかと思っていたら、なんとレンタカー事務所自体がマリーナに連立した建物に入っていました!今日も朝から雨。

レンタカーをピックアップして、ドジャブリの中English Harbourに向かいます。

English HarbourにはNelson‘sDock Yardという世界遺産になっている旧イギリス海軍の基地跡があるんですが、その周辺湾もアンカレッジになっています。ただ、そこで出入国手続きをすると、アンカリングしているのに、アンカリング料を請求され、さらに国立公園入場料もかかかり、他にも一人当たり滞在料を取られたりと、Angiguaで一番手続き料が高くなる場所なのです。どれぐらい高いかというと、ここで入国手続きをした私たちとほぼ同じグライのサイズのカップルが乗った船では2日間の滞在で100USドルちょっとかかったそうです。私たちがいるJolly Harbourで手続きしたら、その半額以下なのです。で、出国手続きにも費用がかかるのですが、Jolly Harbourの方が、そちらも安いんですよね。なので、わざわざ高いとわかっていてEnglish Harbourに移動する価値があるのかどうか、行ってみることに。車でもいってもNelson’sDockに行けば国立公園入場料は(一人15USドル)は支払う必要がありますけどね。でもそれを足してもJolly Harbourで出国した方が安いのです。

費用全体的に考えたら、レンタカーを借りるという余分な出費が加算されるので、船事English Harbourに移動した方が安いんですが「レンタカーを借りて島めぐり」は、English Harbourにいてもやるでしょうから、結果的にはEnglish Harbourにいて出国する方が高くなるわけです。

島の反対側に近づくにつれて雨雲が減ってきて、青空が見えてきました。

Jolly Harbourからは車で40分ほどのドライブです。あれがEnglish Harbourの反対側にある、Falmouth Harbourです。思ったよりも小さい湾だな。

English Harbourに行く前にランチを食べたい、と主人が言い出したので、Falmouth Harbourマリーナ付近のメキシカンレストランに行きました。この辺りはレストランが集まってるので、いろんな種類が楽しめそうですが・・・やはりお値段はUSドルベースなので高め。

私はあまりお腹が空いてなかったので、直径10㎝ぐらいのソフトタコス。3個で45ECドル。Jolly Harbourのレストランだったら、メインコースだと思うけど。主人はでっかいブリートで75ECドルぐらいでした。ボリュームあるけど、メキシカンのスナックみたいな料理でこの値段は驚いた!カリブ海は北に行くにつれて、アメリカ人観光客の数が増えので、ドル対応が増えていました。その分、値段が高くなってきた気がする。

ユーロ対応のフランス領も決して安いとはオーストラリアドルに直すと決して安いとは言えませんが、質を考えると、お値打ちに感じました。

ここがFalmouth Harbour。ここにアンカリングしても滞在料を一日一人いくらで、出入国手続き時に請求されます。だいたい二人乗船だと一日US9ドルぐらいみたいですけど。

湾の周りをぐるりと回ってみようと思ったら、Antigua Regattaウィーク中で、車は通行止めになっていました。期間内はいろいろなイベントが行われているようです。ヨットレースに興味がないので、Uターン。Nelson’s Dockにこちら側から行こうと思っていたのですが、仕方ありません。


お土産物屋さんの入り口に入場料支払い窓口がありました。そこで出国手続きのためにここにまた船出来たら再度入場料を払うのか、と聞いたら「船で来た人はその日から出るまで一回払えばいいんですけど、そうでない人はその日しか入場料は有効じゃないので、また支払うことになります。」という説明でした。というのは、カスタムがNelson’s Dock Yard内にあるからなんです。

え~?また支払うの?とがっかりしたのですが、泊地アプリによると、出国手続きの場合は直接ディンギーでEnglish Harbourに上陸するので、すでに国立公園内にいるので、入場料をはらったかどうかは確認されなかった、というコメントもありました。確かにそれは理にかなっているけどね。別のコメントでは出国するまで入場料支払いの請求書をキープしてい置いた方がいい、というのもあったので「見せて」と言われる場合もあるのかも。


ネルソンズ ドックヤードは、約300年前に建造されたマリーナで、現在も利用されているものとしては世界最古のジョージ王朝様式のボートヤードです。ユネスコ世界遺産に登録されているネルソンズ ドックヤード国立公園の一部を成しており、趣のある古い家、要塞、展望台、美術館があります。18世紀に設置されたネルソンズ ドックヤードには、1784年から1787年までの間、有名なホレーショ ネルソン海軍提督が居を構えていました。

造船所の建物の多くは、1950年代に元々の住宅と倉庫を修復したものです。かつては港湾労働者らが休むことなく船を修理していたところですが、現在ではアートギャラリー、カフェ、ホテル、美術館、そして土産物屋が入り、好奇心旺盛な訪問者を歓迎しています。水際にはかつては海軍の船舶が係留されていましたが、今では豪華なヨットや帆船が並んでいます。ネイヴァル クラークス ハウス、そしてネルソン提督の邸宅跡にあるアドミラルズ ハウス ミュージアム(別名、ドックヤード ミュージアム)を見るには1時間ほどかかります。展示されているのは、かつてのマリーナとアンティグアの船乗り達の生き生きとした様子を物語る品々。大砲、船の模型、航海のための器具、そしてネルソン提督が使用していた望遠鏡などが見られます。かつては銅や木材のための倉庫だった建物は、現在では英国スタイルのパブとブティックホテルに。ホテルの部屋にはネルソン提督の船にちなんだ名が付けられています。ーExpediaサイト引用


ネルソン提督というのは、ナポレオンと戦ったトラファルガー海戦でイギリス軍を統率して勝利に導いた指揮官として有名です。(その戦いで戦死)まだ駆け出しの若いキャプテンだったころにここに駐屯していたそうです。その当時はネルソンはすでに頭角を現していましたが、有名ではなかったのです。世界遺産に指定される前は単なるAngiguaのイギリス海軍基地だったのですが、世界遺産になった時に改名してNelson’s Dock Yardと呼ばれるようになったそうです。つまり観光客目当ての改名というわけですな。


実際に今でもマリーナとして使用されているので、小奇麗だし、シャワー施設やトイレもあるので、おしゃれな雰囲気なんですが、その分、世界遺産といってもすごく観光目的で整備されていて・・・・なんかディズニーランド的な人口的な雰囲気満載でした。







ここは博物館になっています。

建物内にには当時使われていたものの展示やネルソン提督の活躍の歴史などが展示されていました。でもどちらかというと、後に有名になったネルソンの名前を借りちゃった感は否めなかった。ネルソン自体がここに駐屯していた時に、何か特別な事をここでしたわけではないんですよ。後に有名になった人が、無名時代に通ったお店、とかが、その有名人名前を借りて宣伝している、のと同じです。



ここ以外にも、イギリス海軍の基地にまつわる場所が他にもあるので、車もあるし、ここの入場料にそこへの入場料も含まれているとのことだったので、この後行ってみることにしました。


ここはパン屋さんになっています。マリーナに滞在していると毎日焼き立てパンを食べられる。

この木は300年前からずっとある木だそうです。若きネルソンもこの木の下を何度も歩いたことがあるわけですね。



マリーナにはチャーターヨットの基地がありました。

大航海時代の船についていたアンカーだ。そしてアンカーを巻き入れるいわゆる手動ウィドラス




なかなか興味深かったのですが、再度自分の船でわざわざ移動してこようと思うほどの魅力はありませんでした。一度見たら充分かな。でも300年前のイギリス海軍がいた場所に今でも係留できる・・・という部分に魅力を感じるのなら、十分価値はあるのでは?(その分マリーナ係留代はかなり高いみたいですけど。なにせアンカリングでも費用がかかるぐらいですから。)

次に向かったのは、シャーリーズ・ハイツという当時の要塞基地エリアです。

見晴らしがいいですね。Falmouth Harbourがよく見えます。その手前がEnglish Harbour。

さらにちょっと先にある見晴台エリアからの眺め。島の南側一面が見渡せます。




ここは島の最南端の見張り台で、フランス領のGuadelopueあたりの動きを見張っていたそうです。

あちらの方まで実際はシャーリーズ・ハイツの一角なんですよね。当時はあちこちに兵士の宿舎やオフィサーの宿舎などが散らばっていたようです。






そしてシャーリーズ・ハイツの見晴らし台からはEnglish Harbourの入り口から全て見渡せます。手前に見えるFreemans Bayに、当時の艦隊がアンカリングしており、船員たちはずっとこの場所で船の上で長時間生活していたそうです。とてもいい泊地で、ウネリとかもなくその分海流の出入りがないため、艦隊から垂れ流しの汚水でかなり湾内が汚染されていたそうです。それにカリブ海の熱帯気候が加わり、疫病が多発。多くの死者が出たので、Freemans Bayのビーチには沢山の死骸が埋めれていたそうです。それがわかったのは、ハリケーンでビーチが掘り起こされてしまった時。

現在のFreemans Bayは国立公園内なので、水質はとてもよく、綺麗な海です。

遠方に見えるのMontserratです。あそこもイギリス領でした。


取り合えず、English Harbourエリアの観光は満足したので、家路につく途中、この島の首都セント・ジョンズ付近にあるショッピングセンターに行ってみることに。English HarbourからJolly Harbourに行くには一旦St. Johnsまで北上してちょっとUターンするみたいな形で戻る方が速いみたいです。片道一車線のこの道路が「ハイウェイ」と呼ばれているぐらいですから、そうでない道はよほどひどいのでしょう。
でっかいスーパーがありました。

ケチャップとかも沢山のブランドが並んでいました。

なんとテリヤキソースだけで、こんなに沢山のブランドがあるなんて見たこともない!うちが愛用しているのは、キッコーマンのテリヤキソースですけどね。

テリヤキソース人気なのかな?かなりの広さがテリヤキソースで埋まっていましたよ。

そしてインスタントラーメンコーナーもでかかった!


このスーパーは大量買いようの大袋製品も売っていましたが、生鮮食品はあまりよくなかった。Jolly Harbourマリーナのお向いにあるスーパーの方がいいなぁ。

もう一軒すぐ隣に小さいスーパーがあったので、入ってみましたが、ここはなんと店名がPrice Cutとかなのに、ボッタくりでした!1.5リットルのトニック水がなんと一本10ECドルもした!Antiguaってレストランだけじゃなくて物価自体が高いんだね、地元の人もこんな高い値段を払っているんだ、と話していて、帰りにマリーナ付近のスーパーに立ち寄ったら、なんと同じものがたったの4ECドルで売っていたのです。やられた!!!地元の人があんな高い値段払うわけがない。

その後、どうせならセント・ジョンズもチラリと見てみようと港の方に車を回しました。


すっと通っただけですが、結構面白そうな建物が港エリアに並んでいた!翌日はこちらにドライブに来ようと思いました。面白いことに、日本人向けのAntigua & Babuda観光情報では、English Harbourの事は全く触れておらず、St. Johnsのことばかりが見どころとして紹介されていました。逆に、こちらではEnglish Harbourの方が観光名所として有名なんですけどね。

English Harbourを見学して、船でわざわざ行く必要を感じなくなっていたのですが、それを決定的にしたのは、この船、Owl &Pussy CatがJolly Harbourに移動したことです。

彼らとは2021年、ギリシャのポート・ケリで最初に出会い、その次にエビア島のエラトリアという町でメルティミ回避中にも会った船。一緒にお茶したこともあるイギリス人カップルが乗っている船です。2021年はSATOMI号が、ロックダウンの後やっとエーゲ海クルージングをスタートさせた年。まだピッカピカだったころです。彼らはすでに10年以上も船上生活を続けているベテランセーラーご夫妻でした。その年に彼らはカリブ海に行くと言っていて、その後も時々動きを追いかけていた私。ここ数年ずっとカリブ海に居たので、もしかしたらどこかで会えるかなって思っていたのです。で、AntiguaのEnglish Harbourに一週間前からいることがわかり、それで、SATOMI号でも行ってみようかな、と思っていたのですがなんと、今朝、移動していたのです。その移動先がJolly Harbour!ということは、もうEnglish Harbourにに行ってみる理由が全くなくなりました。

ディンギーでSATOMI号に戻る途中、声をかけてしばらくおしゃべりをしました。かすかに彼らも覚えていくれました!ハリケーンシーズンは私たちと同じトリニダードに行くそうで、私たちが予約しているボートヤードのお隣に彼らも行くということがわかりました!

へへ、実を言うと、私がトリニダードがいいな、と思ったのは昨年のハリケーンシーズンにトリニダードで待避していたからなのです。2回会っただけですが、彼はとても堅実でしかもベテランセーラー。カリブ海も初めてではないので、その彼らが選んだ場所なら間違いないんじゃないか、と思ったのです。勿論他の情報をを集めた結果お同じ結論を導いてくれましたけどね。Owl &Pussy Catの存在が後押しになったのは確かです。

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