皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
今月初めに行ったワールドカードメーキングデーでのイベントで、私ウェラードもひさびさにライブデモンストレーションを行いました。その時作ったのがこのカードでございます!
ライブ当日は、このカードをほぼ完成しただけではなく、DSPを一度に数枚使う時のコツをお話しました。その例として作ったのがこのカードなのです。これまでにも何回か、DSPを一度に複数使ったり、DSPを主役にしながらスタンプも目一杯使った満足感を得られ、それでいてごちゃごちゃした感じにならないデザインのコツを作品例と共にご紹介してきました。その辺り復習されたい方はここクリックでチェックしてくださいね。
ライブ内でお話したことをかいつまんでご説明すると・・・・
①使いずらいパターンのDSPは一番下のバックグランドにしてチラ見せ。パターンがなんだかわからないようにして使うとGOOD。これは大柄のパターンでも同じことが言えます。
この例では、どんぐりさんと紅葉パターンのDSPを一番ベースに貼っています。柄がはっきりしていたので、それより手前に持ってくると、フォーカルポイントにしたいセンティメントやダイカットしてブレンズ着色した紅葉達がぼやけてしまうのです。
そしてその後ろは薄めのカラーにします。フォーカルポイントが物凄く濃い感じのカラーなら、例えばセンティメントをカラーカードストックに押した場合などは、そのすぐ後ろは薄めのカラーのDSPにします。そしてその後ろは今度は濃いめ・・・という風に互い違いに組み合わせていくとバランスが取れるんですね。
この例でいくと、センティメントやフォーカルポイントの紅葉がバニラカードストック上にスタンプしたり、着色したカラーが比較的薄め(DSPより薄め)ですよね、だからすぐ後ろのDSPは茶色系で濃いめにしてあります。だから目立つのです。これを薄めのDSPを組み合わせていたら、デザインがぼけちゃうんです。そしてそのすぐ後ろは、ちょこっと濃いめの矢の羽根みたいなパターン。でもこれは私的にはそのすぐ前の茶色系と同じグループで「濃いめ」のうち。その後ろ、一番したのカードベースに直接貼ったDSPはどんぐりや葉っぱ模様がついていますが、チラ見せなのであまりその存在がわかりません。色彩的には「薄目」。つまり薄め→濃いめ→薄目、と互い違いになるようにDSPのパターンを選んでいるんです。こうすると、複数種類のDSPを同時に使用しているにもかかわらず、ちゃんとフォーカルポイントははっきり目立つし、全体のバランスもとれて、ごちゃごちゃした感じにならないんですよ。それでいてゴージャス。
内側には表で使ったDSPの一部をはって、コーディネート。
ね、いかがでしょうか?ちょっと意識してDSPのパターンを選んでみると、一度に複数を組み合わせても、全然大丈夫。それどころか、手軽にゴージャスな仕上がりになるから一石二鳥。DSP大好きで集めているけれど、使い方がいまいち苦手・・・眺めているだけって言う方、是非お試しください。使ってこそのDSP。ずっと保存していおいても変色したりして、残念なことになっちゃうかもしれません。だったら素敵な作品に仕上げた方がDSPも喜んでくれる気がしませんか?!
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