皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
本当はもう一泊したかったAnse Ceronでしたが、週末になる前にSt. Luciaに着いていたかったので、ドボンと海に入って涼んだあと11時ちょっと前にMartiniqueの南の方に移動することにしました。エンジン付けてスタンバイしていたのに、アンカーを上げていた主人が途中でコックピットに戻ってきたんです。何ごと?と思ったら、なんと流木がアンカーチェーンにすごく絡まっていて、アンカーを上げられなくなっていたのです!
5月15日、久々に朝からいいお天気でした。一瞬雨がさっと降りましたが長くは続かずすぐに晴れ間が見えてきました。朝ごはんを食べてからドボンと海に入り、久しぶりに綺麗な海に浸かりました。この時点では、もう一泊ここに居てシュノーケリングしたかったのですが、緒食事にYou TubeでSt. Luciaの紹介ビデオを見ているうちに一刻も早くSt.Luciaに移動したくなったのです。それに、Martiniqueには数週間いたので特に珍しい場所もないし、6月初めにトリニダードに行く前にグレナダにも寄りたいと思うと、ここでぐずぐずしているわけにはいきません。ドミニカに予定以上に長く滞在しちゃったしねぇ。
で10時40分ごろ、出発することにしました。いっきにセント・ルシアまで行くのではなく22マイルほど先にあるGrande Anse de Arletという泊地に向かいます。そこからだと一気にセント・ルシアに向かうのに丁度いい角度なのです。
本当にきれいな場所で、Anse Ceronは私のMartiniqueで一番のお気に入りの泊地です。昨晩もほとんど揺れることなく、揺れても心地よい程度ですごく快適に過ごしました。
エンジンを付けてアンカーが上がり次第いつでも移動できるように私はヘルムの後ろに立っていたのですが、アンカーが上がり切っていないのに主人が戻ってきたのです。
流木はすごく丈夫でとても手で折ることができないぐらい。チェーンは小枝に絡んでいて、しかも15メートルぐらいの位置で絡んでいるんで、アンカーまでの距離があまりなく常にアンカーの重みで下に引っ張られているのですごくきつきつに絡んでいるんです。
エンジンを付けてアンカーが上がり次第いつでも移動できるように私はヘルムの後ろに立っていたのですが、アンカーが上がり切っていないのに主人が戻ってきたのです。
どうしたの?って聞いたら、「でっかい木がチェーンに絡まってる。」というではありませんか。うわ!絡まり具合がすごすぎ。昨日の大雨の時に流れてきたのかな。
流木はすごく丈夫でとても手で折ることができないぐらい。チェーンは小枝に絡んでいて、しかも15メートルぐらいの位置で絡んでいるんで、アンカーまでの距離があまりなく常にアンカーの重みで下に引っ張られているのですごくきつきつに絡んでいるんです。
どうしたものか・・・・まずは主人がディンギーで近づいて手でチェーンを外そうとしたのですが、きつすぎて指か切れそうだったそうです。それにテンダーが船体にぶつかるし。
次に、スピニカハリヤードをチェーンに繋いで持ち上げてみました。電動のこぎりを持ち出して木をカットすることに。でもかなり太くて丈夫なのでなかなかカットできません。さらにこの方法の問題点は、仮に木の枝をカットできてもチェーン自体が重力で引っ張られて木から離れた瞬間さらに絡まってしまう恐れがあること。で、あきらめて、また水中にもどしました。
ついにアンカーを上げて出発した時は12時になっていました。
22マイルぐらいとはいえ、1時間もロスタイムが生じたので、迷わずエンジン走行です。ま、セール走行できるほどの風もなかったけどね。
12時20分ぐらい、Le Precheurという町を通過。もしAnse Ceronの居心地が悪かったらここまで来ようと思っていた場所です。
全然風ないので、気にせずエンジン走行。それにそろそろ古い燃料を使い切りたいところ。昨年11月にモロッコのラバットで満タンにしてから、12月にラス・パルマスに着いた時にトップアップした後はずっとそのままでした。北上する途中でバックタンクは使い切っていて、数週間前から300リットルほどのフロントタンクに移行しております。そちらはかなり前からの燃料なので、ここらでなるべく消費しようと思い、最近は迷わずエンジンを付けております。もうカリブ海クルージングの帰り道だしね。
おやおや雨雲がありますね。
St. Pierreあたりです。ここにはドライブ観光の時に見にきました。St.Pierreは18世紀の火山爆発以前Martiniqueの首都だった町ですが、現在はとっても荒廃した感じとなっています。
ここでキャタマランが私たちの左後方から交差するような感じで近づいてきました。両方ともエンジン走行していたし斜めとはいえ交差する形だったので、彼らのスターボード側にいる私たちの方が航路の優先権があると思うんですけど。なのでキャタマランは私たちのスターンを通過しないといけないと思うんですが、かなり接近してきてバウを通過していきました。チャーターヨットみたいだったので、ルールを知らない人たちなのかも。こういうことがあるので、優先権が私たちにあっても自己防衛するようにしています。
次に、スピニカハリヤードをチェーンに繋いで持ち上げてみました。電動のこぎりを持ち出して木をカットすることに。でもかなり太くて丈夫なのでなかなかカットできません。さらにこの方法の問題点は、仮に木の枝をカットできてもチェーン自体が重力で引っ張られて木から離れた瞬間さらに絡まってしまう恐れがあること。で、あきらめて、また水中にもどしました。
それからまた主人がディンギーに乗り込みウィンドラスに繋がっているチェーンをさらに出して遊びを作り、水面で浮かしながら流木の向きを回転させながら少しづつチェーンを緩ませていきました。すると木の枝の部分がチェーンで締められたせいで弱っていたのか、簡単にポきっと折ることができて、最初の絡んだ部分を外すことに成功。これで一気にゆるみが生じてこの後はあっと言う間に木からチェーンを外すことができたのです。この間一時間ちょっと。
22マイルぐらいとはいえ、1時間もロスタイムが生じたので、迷わずエンジン走行です。ま、セール走行できるほどの風もなかったけどね。
12時20分ぐらい、Le Precheurという町を通過。もしAnse Ceronの居心地が悪かったらここまで来ようと思っていた場所です。
全然風ないので、気にせずエンジン走行。それにそろそろ古い燃料を使い切りたいところ。昨年11月にモロッコのラバットで満タンにしてから、12月にラス・パルマスに着いた時にトップアップした後はずっとそのままでした。北上する途中でバックタンクは使い切っていて、数週間前から300リットルほどのフロントタンクに移行しております。そちらはかなり前からの燃料なので、ここらでなるべく消費しようと思い、最近は迷わずエンジンを付けております。もうカリブ海クルージングの帰り道だしね。
本当ならセール走行に切り替えてもいいかなという風向きでしたが、燃料を消費したかったのと出発の遅れを取り戻すために引き続きハイスピードでぶっ飛ばすことに。
でも1800回転程度ですけどね。ジェノアを出してるのでその効果が出ています。
St. Pierreには今日も沢山の船が係留しています。ほとんどあればモーリングブイに繋いでいる船。
出発前にドボンと海に入ったままの恰好で出発したんですが、お天気もよくて暑かったので久しぶりに水着で航海です。ここ2週間ぐらいずっと毎日雨続きだったのだ。
と思っていたら、前方に雨雲。午後1時半ぐらい。
Bellefontainという町の前を通過するころには本格的な雨降りとなりました。
だいたい30分ぐらいこんな状態でした。
午後2時ごろには雨も止んできて青空も見えてきました。
でもまたまたFort de Franceに近づくにつれて雨雲が見えてきて、風も強まってきた。
あらあれ、あの雨雲のせいだ。Fort de Franceの前を通過する時は、かなり強風で波も大きくなって荒れていました。ここ、いつも突風なんですよね。前回もそれまではすごく穏やかだったのにFort de Franceに入ろうとしたらいきなり強風になり、あと少しでPoint de Boutに到着だったので湾の外でセールを下ろしました。
でFort de Franceの湾の前を通過して、反対側の角を過ぎる頃には、まるで嘘のように平和な海と晴天が広がっていました。
目的地のGrande Anse de Arletにも来たことがあります。角を曲がったら途端に穏やかになっていました。
St. Pierreには今日も沢山の船が係留しています。ほとんどあればモーリングブイに繋いでいる船。
と思っていたら、前方に雨雲。午後1時半ぐらい。
Bellefontainという町の前を通過するころには本格的な雨降りとなりました。
だいたい30分ぐらいこんな状態でした。
でもまたまたFort de Franceに近づくにつれて雨雲が見えてきて、風も強まってきた。
あらあれ、あの雨雲のせいだ。Fort de Franceの前を通過する時は、かなり強風で波も大きくなって荒れていました。ここ、いつも突風なんですよね。前回もそれまではすごく穏やかだったのにFort de Franceに入ろうとしたらいきなり強風になり、あと少しでPoint de Boutに到着だったので湾の外でセールを下ろしました。
でFort de Franceの湾の前を通過して、反対側の角を過ぎる頃には、まるで嘘のように平和な海と晴天が広がっていました。
目的地のGrande Anse de Arletにも来たことがあります。角を曲がったら途端に穏やかになっていました。
すでに一度来ている場所はチャート上にアンカリングした場所の記録があるので簡単です。でも同じ場所の付近には他の船がいたので、ちょっとだけズレた場所を選びました。その辺りは海草も結構あるのですが、とっても透明なので水深7メートルとかでも砂地がよくわかります。で砂地パッチを選んでアンカーを下ろし午後3時半すぎ、本日の航海終了です。
アンカーはすぐに効き始めました。一応バックギアでエンジンふかして確認していますが、アンカーが着地した場所まではっきり見えたし、チェーンを引き出す感じからアンカーはきいているのはわかってましたけどね。相変わらずとっても穏やかな泊地で、横揺れ全くなしの場所です。
アンカーはすぐに効き始めました。一応バックギアでエンジンふかして確認していますが、アンカーが着地した場所まではっきり見えたし、チェーンを引き出す感じからアンカーはきいているのはわかってましたけどね。相変わらずとっても穏やかな泊地で、横揺れ全くなしの場所です。
ずっとエンジン走行だったので、航海中のドラマは特になく、出発前の流木絡まる事件がなければかなり退屈な半日だっただろうなぁと思います。一時はかなり焦ったけど、結果的にはいい思い出になったかな。ということでいよいよ明日はSt.Lucia入り!
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